1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

韓国にも「パスサッカーをするチームもあるけど」 韓国代表が実感…日本との違いとは【インタビュー】

FOOTBALL ZONE / 2025年2月8日 6時50分

■札幌のパク・ミンギュ「ここでの活躍が韓国代表へのいいアピールになった」

 北海道コンサドーレ札幌のDFパク・ミンギュが、2年目のシーズンに挑む。昨年7月に加入すると、10月には韓国代表に招集されるほどの活躍。去就にも注目が集まったが、J1昇格へ向けて残留を決断した。日韓のサッカーの違いと代表への思いを聞いた。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大/全3回の2回目)

   ◇   ◇   ◇

「韓国にもパスサッカーをするチームもありますけど、フィジカル中心の守備的な感じになっています。もちろん日本は逆のパスサッカーをするチームが多く、お互いの良いところ悪いところはありますけど、日本と韓国の違いかなと思います。今のところ、僕のポジションのなかでは難しさは感じていません」

 Kリーグでは5クラブを渡り歩き、28歳というタイミングでの海外初挑戦。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督のサッカーは特殊とも言われるなかで、すぐに不動のレギュラーの座を掴み取った。ワールドカップアジア最終予選に臨む韓国代表に招集されたのは2年ぶり。「北海道とともに世界へ」という合言葉を体現している。

「ここでの活躍が韓国代表へのいいアピールになったと思っています。札幌もほかの大都市のクラブとかに負けないくらいいいサッカーをするし、クラブハウスなどの施設も充実しています。ドームなので声援も響いたりとかして、サポーターもすごく熱狂的な印象。ここでも十分やれるという思いはあります」

 しかし、その一方で2試合連続でベンチ入りできず、不完全燃焼で戻ってきた。「やはり何が足りなかったのかと考えました。頑張ってもっとレベルの高い選手、成長した選手にならないとダメだなという思いはより強くなりました。出られなかったけれど、そういう面ではいい経験ができました」と力を込める。

 今季は岩政大樹監督が就任し、1年でのJ1復帰を目指すシーズンとなる。J2からの代表招集となればハードルは高くなるが、パク・ミンギュはそれを覆していく覚悟だ。7月には韓国でEAFF E-1サッカー選手権が開催され、アジア組を中心にした編成が予想される。J2で無双し世界へ羽ばたく準備はできている。(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください