1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

広島が“ラスト王者”…32回の歴史に幕 新戦力が融合、J1連覇・神戸を2-0下して勝利

FOOTBALL ZONE / 2025年2月8日 15時28分

■富士フイルムスーパーカップは“ラスト”…広島が神戸に勝利

 日本サッカーの新シーズン幕開けを告げる富士フイルムスーパーカップが2月8日に国立競技場で行われ、シーズン移行に伴う”最後の王者”には、ヴィッセル神戸に2-0で勝利したサンフレッチェ広島が輝いた。

 前年のリーグ優勝クラブと天皇杯優勝クラブが対戦する今大会だが、昨季は神戸が両大会を制したためにリーグ2位の広島との対戦になった。26年夏からのシーズン移行を控えているJリーグは、32回目の試合に向け「1994年から始まったスーパーカップの歴史は、Jリーグのシーズン移行に伴い今回で幕を閉じます」とアナウンスした。

 神戸はAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)、広島はACL2の戦いを控え、開幕までに過密日程の中で今季初の公式戦に臨んだ。広島が昨季のリーグ戦の主力に新加入のMF田中聡やFWジャーメイン良をスタメン起用したのに対し、神戸はFW大迫勇也やFW武藤嘉紀、DF酒井高徳といった元日本代表の選手たちを軒並みベンチスタートに。その中では、大きな負傷からMF齊藤未月が復帰して公式戦539日ぶりのピッチにスタメンとして立った。

 序盤から広島が押し込んで主導権を握る展開になった。その中で前半12分、右サイドに開いてボールを受けたMF中野就斗がクロスを上げると、MFトルガイ・アルスランがうまく枠内に押さえ込むシュートを決め先制に成功した。

 その後も全体に広島が押し込むも追加点は生まれず1点差でハーフタイムへ。神戸はMF汰木康也を投入すると後半10分、速攻から汰木のラストパスをGK大迫敬介が弾いたところにFW冨永虹七が詰める決定機を得るも、カバーに入った広島選手に当たったボールはクロスバーに当たってゴールを超えた。

 神戸は後半19分に大迫、武藤、酒井を投入し、広島も後半23分にMF川辺駿と新加入のMF菅大輝をピッチに送り込んだ。すると後半25分、菅の右コーナーキックをDF荒木隼人が打点の高いヘディングで叩いて追加点を奪い、広島が2-0とリードを広げた。

 5万3343人の観衆に包まれた中でのゲームはこのまま広島が2点差で逃げ切り、シーズン移行前の”ラストマッチ”を勝利。今季公式戦の初戦を勝利で飾り弾みをつけた。

 今後、神戸は2月11日にACLEのゲームで上海海港(中国)をホームに迎え撃ち、15日に浦和レッズとのJ1開幕戦を迎える。また、広島は2月12日にACL2でベトナムに遠征してナムディンと対戦し、16日にFC町田ゼルビアとのJ1開幕戦に臨む。(FOOTBALL ZONE編集部)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください