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中田英寿、日本代表の進化を実感 衝撃の引退から19年…「次のW杯で良い結果残せる」

FOOTBALL ZONE / 2025年2月11日 7時30分

■元日本代表の中田英寿氏、伊メディアで日本代表の成長ぶりに見解

 元日本代表MFで現在は実業家の中田英寿氏が、イタリアメディア「ウンディチ・リビスタ」のインタビューに応じている。かつての名選手ディエゴ・マラドーナの言葉に喜びを口にしつつ、日本代表について「次のワールドカップ(W杯)では、すでに良い結果を残す可能性があると思っている」と話した。

 山梨県の韮崎高校から1995年にベルマーレ平塚(現湘南ベルマーレ)に入団するとルーキーイヤーから頭角を現し、96年のアトランタ五輪に出場。さらに、98年のフランスW杯には攻撃の中核として日本代表のW杯初出場のピッチに立った。その後、98-99シーズンに合わせ、当時の世界最強リーグと呼ばれていたセリエAのペルージャへと移籍した。

 その後も欧州でキャリアを積み重ねた中田氏だが、日本代表としても「海外組」という言葉が生まれるキッカケになる重要な地位を占め続けた。02年の日韓W杯ではベスト16入りの原動力となり、味方にも世界基準の厳しい要求をする姿は当時の日本代表を牽引した。ジーコ監督が率いた代表チームでも中核を担うも集大成となった06年のドイツW杯後に引退を表明。グループリーグ最終戦ブラジル戦後に、ピッチ上で仰向けに倒れ込んでいたシーンは印象的だ。

 その中田氏は、元アルゼンチン代表の伝説的な名手である故マラドーナ氏による「もし日本人全員が中田のようにプレーし始めたら、私たちは心配を始めなければならない」という言葉を聞くと「こんなに嬉しい気持ちになったことはない」と話した。

 一方で「単純に、良いタイミングで良い場所にいただけだと思う。それ以上のことはない。いくつものチームで最高の選手とプレーする機会に恵まれた。この名声もまた、このような幸運に恵まれた偶然による産物だ」とも言葉にしている。

 そして、日本代表について「ただ、今日において日本は力強く成長している。次のW杯では、すでに良い結果を残せる可能性があると思っている」と話した。当時の中田による「ワンマンチーム」とも称された頃とはまた違う、欧州5大リーグですべてのポジションの選手がプレーしているような状況になった今、中田氏の期待に応えるような結果を26年北中米W杯の日本代表が残すことはできるだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)

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