連載「週末アジア」は、アジアに精通している女性たちが、おしゃれなショップやカフェ、おすすめスポット、旬のニュースなどをピックアップして、まだまだ知られていないアジアの魅力をお伝えしていきます。旅する日々を楽しみに情報をストックしておこう。
タバコ工場のリノベ施設である松山文創園區は現在どうなっているのか、
気になって見に行ってみました。
自然豊かで真っ暗な入り口から入り、
デザインミュージアムをすぎ、地図の真ん中あたりに位置する「A」の棟に着きました!
なんだかいろいろありますね。
見られるところはあるかな?
建物に入ってみると、こんな感じ。
なんだか大学に来たみたいな気持ち(特にゴミ箱)になります。
ここは、展示スペースだったり作業スペースだったり
商業スペースだったりして、中に入れたり入れなかったりするので
様子を伺いつつ、歩きます。
そして見つけたこちら、
「不只是圖書館」。
「図書館ってだけじゃない」という意味なんですが、
ここ、東京で見たガイドブックに載っていたのを思い出しました。
さぁ見てみよう!と思ったら…
18時閉館(現在19時過ぎ)!
残念…
ルールとしては、
「飲食禁止」「商業撮影禁止」「中でサンダルに履き替えること」「館内では静粛に」とのことです。
入館料に50元がかかります。
ここ「不只是圖書館」は、工場の大浴場をリノベした空間。
中に入ると、白いタイル張りの内装(所々味を出すために割れているらしい!)に
桶とか柄杓のお風呂アイテムが飾られていたりして
昔の味を残しつつ、モダンで無機質な空間と融合させている施設のよう。
「泡書區」というコーナーは、大きな浴槽がモチーフになっていて
そこに座って本を読むと、お湯に浸かっているのと同じ様子になるんですって…
お湯に浸かることを「泡湯」、本を「書」というので、
「本に浸かるコーナー」という意味になりますね。
うう…ますます見てみたかった!!
次回の訪台時には必ず!
text:ayaco
台湾を第二の故郷として愛しているハンコ作家。行く時は旅のテーマを決めてちょっとロングステイをし、台湾の新しい魅力探しを楽しんでいる。
著書にはクラフト本として「ayacoのはんこノート」「ayacoの手帖のつくりかた」(共にワニブックス)があり、台湾旅行記として「台湾のたびしおり」「もっと!台湾のたびしおり」(共にワニブックス)「ayacoの台湾みやげ話」(幻冬舎)、「ayacoの台湾あいうえお」(朝日新聞出版)がある。
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