大きいスカーフ&ストールは、アイデア次第で着こなしを豊かに彩ってくれる。くるりと巻くだけで劇的に印象が変化するいろんなまき物の使い方を紹介します。
肌寒さを感じたらストールの出番です
素材やサイズにこだわったスカーフやストールを提案する日本のブランド、《マニプリ》で見つけたウール×シルクのストール。細長く折りたたんで首に巻きつければ、装いが華やぐだけでなく、とってもあたたかい。季節の変わり目に重宝します。
コットンの大判ストールは必携です
夏は日除けとして、秋から春にかけて防寒として、オールシーズン使えるのコットンストール。《ヴェリテクール》のストールは132×132㎝の大判だけど、コットンならではの軽やかさで、そのまま使っても、折りたたんで使っても、扱いやすく、どんなスタイリングにもフレキシブルに対応してくれるのです。
頭に巻きつけるなら88×88cm以上がおすすめ
風の強い日は、ヘアアレンジの一環として大判ストールが重宝します。おすすめは88×88㎝のシルクスカーフ。ヘアアレンジはもちろん、襟元に巻きつけるのにもちょうどいい、汎用性の高さが自慢。
華やかな色柄をぐるぐるぐる
《マリメッコ》のアイコニックパターン、ウニッコ柄を散りばめたストール1枚で、シンプルなTシャツスタイルをアップデート。三角に折りたたんでふんわり首に巻きつけるだけで、新鮮な表情をつくり出す。
長方形をいかして、ビスチェにアレンジ
お気に入りの柄がフロントに来るように、着丈を調節して背面でぎゅっと結べば、即席ビスチェの出来上がり。バカンスにもおすすめ。
髪をまるっと覆って、ヘッドドレス風に
正方形のスカーフを三角形に折りたたみ、三角巾を巻くように頭に当てます。両はしを後ろで交差させ、フロントに戻してトップでキュッと結びます。直角部分の端っこは、交差部分に織り込む。耳たぶを少しのぞかせて、イヤリングをつければお洒落度もアップ!
三角形のネッカチーフを頭にぐるり
パリやロンドンのスナップでもよく見かける、スカーフを用いたヘアアレンジ。髪の毛が決まらない日にも重宝するアレンジです。三角形のネッカチーフなら、そのまま頭に巻きつけるだけでカンタン。耳も一緒に巻き込むと、アレンジ上級者っぽく仕上がります。
夏スタイルにぴったり、バンダナ巻き
バンダナを太めにたたんで、耳も一緒に巻き上げます。結び目はフロントでもバックでもOK 。前髪を少し覗かせることが、脱ギャングに見せるコツ。
ポニーにひと巻き、エレガントなアレンジ
ダイヤ型スカーフはスクエア型のスカーフに比べて、折りたたむ手間がなく、そのまま首に巻くだけで格好よくキマる優れもの。もちろん、ヘアアレンジにも応用可能。美しい色柄でバックスタイルを彩って。
メンズストールをヘアアレンジに代用
スーツやタキシードに合わせるメンズ用ストールをヘアアレンジに。表地はシルク、裏地はウールなので、ヘアの上でも滑りにくくきれいな仕上がりをキープ。好みの幅に調整しながら後ろで結ぶだけ。髪の結び目に巻きつけてもOK。
photograph_Kojima Yohei
styling_Akashi Emiko
hair & make-up_Nagasawa Aoi
model_Zuzanna
edit_Hino Harumi, Nagaki Marina
design_Honda Yasuki
FUDGE vol.254 2024年9月号より