今や老若男女問わず人気の“山歩き”。今まで山歩きに縁がなかった編集部員が、2024年こそは挑戦したい……!と立ち上がり、登山好きから「いい山!」と評判の黒斑山で、初めての本格的な登山に。健やかでポジティブさにあふれる自分に出会えた、登山体験をレポートします。
暑い季節も山の中はさわやか。心地よい風を感じて足取りも軽やかに!
8月のはじめにも関わらず、山の中はさわやかな秋口のような温度。寒いということもなく、心地よい涼しさの中で足を進めていきます。夏の東京にはない、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込んだら、エネルギーがチャージされていく感覚が。暑さに嫌気がさしたら、山歩きをしてみるのもひとつの手ということを知りました。
会話を楽しんだり、登ることに集中したり。デジタルデトックスにもうってつけ!
今回は、山岳ガイドの照井大地さんに、黒斑山に生息する木や花についても教えてもらいながらのトレイル。山の中や高いところでしか出会えない珍しい草花の発見も、子どもにかえったような気持ちで楽しみました。
亜高山帯や高山帯に咲くという「クルマユリ」を発見。鮮やかなオレンジで、山の風景がパッと明かるくなるよう。
ゆるやかな道では、草花を観察したり会話を楽しみ、凸凹した道や急な傾斜は、足元に注意をしながら集中して足を進めていきます。そんなふうに黙々と歩いていると、今“歩くことだけ”に集中する、瞑想をしているよう。PCやスマートフォンを眺める時間が多い日々ですが、そんな瞑想のようなことを繰り返して心地よく汗をかいていると、デトックスされていくのがわかります。
山頂にたどり着いた喜びはひとしお!普段味わえない達成感が。
ついに黒斑山の山頂に到着!こんなに大きな山を登ることは初めてだった私にとっては、言葉どおり山あり谷あり……の道のりだったので、喜びはひとしお。仕事やプライベートの目標を達成したときとはまた違った、心に健やかな風が吹いていました。雄大な自然を前に、なんだか、なんでもできそうな気持ちが芽生えます。
山頂の景色を眺めながら食べるおにぎりは、格別な美味しさ!
さくっと昼食を食べて、さくっと下山。黒斑山は往復200分程度と、意外と時間がかからず手軽に楽しめるものだと知り、ぐっと登山を身近に感じられます。
〈アークテリクス〉のバッグパックやウエアは、初心者でも使いやすくノンストレス。
初心者の私が今回身につけたのは、バンクーバー発祥のアウトドアブランド〈アークテリクス〉のバックパックやウエア(シャツ&パンツ)。
トップスは、肌の温度をコントロールしてくれるメリノウールに、ナイロンを混紡することで耐久性も高めた頼もしいアイテム。耐臭機能も備えているので汗のニオイが気にならず、自由に動けるアクティブさがとても心強く感じました。〈アークテリクス〉最軽量のパンツは、伸縮性による動きやすさや耐久性に優れていて、すっきりと身軽なシルエット。4方向に伸びる通気性ストレッチ織布で、暑い季節や汗をかくアクティビティにもふさわしいアイテムです。
初心者というのと、夏真っ只中という季節柄、バックパックにあれやこれやと荷物を入れていた私ですが、そんなことは忘れてしまうほど軽やか。体に合わせてフィット感を調整できるので、まるで自分と一体化したような心地よさがあります。パック素材は花こう岩や砂粒への摩擦にも強いというタフさで、もちろん中に入れる持ち物も安全に運べます。
バックパックの内外ともに、ポケットの多さが嬉しいポイント。外側のポケットはノールックで出し入れができて、前面のセキュアポケットは日焼け止めやスマートフォンなどを入れるのに便利です。
ちょっぴり大げさではありますが、私の2024年の挑戦でもあった山歩き。心地よい汗をかき心身ともにリフレッシュができて、ポジティブな気持ちで満たされました。そして、そんな挑戦には、自分らしくいられるアイテム選びも肝心。〈アークテリクス〉のアイテムと一緒なら、どこへでも軽やかに、アクティブに、進んでいけそうな気がします。
お問い合わせ先:アークテリクス https://arcteryx.jp/
photograph : Naoki Muramatsu
text & edit:onKuL