旅行代理店に勤めるわたくしEster は、来春のツアープランを練るべく、遥々パリから東京へ。3 週間にわたる出張のおともは、ラップスカート。かしこくレディな着まわし術と、ステキな東京をアレコレを探るとしてみよう。
DAY2
[ メンズ] ¥198000 /Aquascutum(アクアスキュータム)、ブラウス¥28600 / Bilitis dix-septans(ビリティス)、スカート¥32780 / O’NEIL OF DUBLIN(ビショップ)、カチューシャ¥1430 / ANEMONE(サンポークリエイト)、ネックレス¥9900 / rapiécage(ノンブルアンペール吉祥寺パークストア)、バッグ¥31900 / L’Avenir(ディー・エル・ティー)、ソックス¥3850/A.P.C.(アー・ペー・セー カスタマーサービス)、シューズ¥96800 / Paraboot( パラブーツ青山店)、PC スリーブ¥56100 / ANYAHINDMARCH(アニヤ・ハインドマーチ ジャパン)、ノート¥42700 / SMYTHSON(ヴァルカナイズ・ロンドン)
日本のタクシーは自動ドアなんだね、ステキ!と、心をときめかせながら、打ち合わせ先まで急ぎます。フリルブラウスとミニスカートの甘さをコートで整えつつ、コーヒーで気合を入れつつ。
DAY6
デニムジャケット¥17600 / Lee(エドウイン・カスタマーサービス)、スカート¥32780 / O’NEIL OF DUBLIN(ビショップ)、セーター¥19800 /ともにLACOSTE(ラコステお客様センター)、メガネ¥77000 / EYEVAN 7285(アイヴァン7285 トウキョウ)、バッグ¥81400 /A.P.C.(アー・ペー・セー カスタマーサービス)、タイツ¥1320 / 靴下屋(タビオ)、ソックス¥3630 /PANTHERELLA(真下商事)、シューズ¥96800/ Paraboot(パラブーツ青山店)
お客様の目印になれるように手旗をもってツアー演習。装いは親しみやすいカジュアルなアイテムの組み合わせに、小物でレディなマインドを宿すイメージで。ソックスonタイツで印象付けるのもいい感じ。
DAY8
スカート¥32780 / O’NEIL OF DUBLIN(ビショップ)、デニム¥25300 / THE SHINZONE(シンゾーン ルミネ新宿店)、カーディガン¥23100、タートルネックセーター¥19800 /ともにLACOSTE(ラコステお客様センター)、カチューシャ¥1430 / ANEMONE(サンポークリエイト)、ネックレス¥9900 / rapiécage(ノンブルアンペール吉祥寺パークストア)、バッグ¥81400/ A. P. C.(アー・ペー・セー カスタマーサービス)、キーホルダー¥39600 / ANYA HINDMARCH(アニヤ・ハインドマーチ ジャパン)、ソックス¥3630 / PANTHERELLA(真下商事)、シューズ¥60500 / Repetto(ルック ブティック事業部)
エスプレッソlover の私、日本でラテの虜になりました。挑戦するって時には大切、洋服だって一緒。アンサンブルニット×スカートのレディな装いにデニムパンツを重ね着、斬新でイケてるでしょ?
DAY13
スカート¥32780 / O’NEIL OF DUBLIN(ビショップ)、シャツ¥14300 / ORCIVAL(オーシバル トウキョウ)、カーディガン¥23100、タートルネックセーター¥19800 /ともにLACOSTE(ラコステお客様センター)、ベレー帽¥19800 / LAULHÉRE( クオリネスト)、ネックレス¥9900 / rapiécage(ノンブルアンペール吉祥寺パークストア)、バッグ¥81400 /A.P.C.(アー・ペー・セー カスタマーサービス)、キーホルダー¥39600 / ANYA HINDMARCH(アニヤ・ハインドマーチ ジャパン)、タイツ¥1320 /靴下屋(タビオ)、ブーツ¥143000 /SARTORE(ビショップ)
日本に来ても朝食は決まって好物のパン。地元で有名なブーランジェリー〈メゾンランドゥメンヌ〉を東京で見つけてからというもの、ついつい通ってしまう。お店への敬意は、バスクシャツにベレー帽のザ・パリジェンヌスタイルで表す。
DAY15
スカート¥32780 / O’NEIL OF DUBLIN(ビショップ)、シャツ¥17600 / Brooks Brothers(ブルックス ブラザーズ ジャパン)、カーディガン¥23100、タートルネックセーター¥19800 /ともにLACOSTE(ラコステお客様センター)、バッグ¥31900/L’Avenir(ディー・エル・ティー)、ソックス¥10120/PANTHERELLA(真下商事)、シューズ¥96800/Paraboot(パラブーツ青山店)
昨日見かけた学生の制服がとっても可愛くて、私もプレッピースタイルにトライしてみたくなった。そんな日にぴったりなのは、甘くてほろ苦いパン オ カカオ。なんだか学生時代を思い出して、懐かしい気持ちに包まれた。
DAY18
スカート¥32780 / O’NEIL OF DUBLIN(ビショップ)、カーディガン¥23100、タートルネックセーター¥19800 /ともにLACOSTE(ラコステお客様センター)、ベレー帽¥19800 / LAULHÉRE(クオリネスト)、バッグ¥225500/ ANYA HINDMARCH(アニヤ・ハインドマーチ ジャパン)、タイツ¥1320 /靴下屋(タビオ)、ブーツ¥143000 / SARTORE(ビショップ)、メジャー¥1100 / penco(ハイタイド)、カメラ[ レンズ代込み] ¥331100 / Nikon(ニコンカスタマーサポートセンター)
お客様に最高のツアーを体験してもらうために、ホテルの広さやエレベーターのサイズなど、チェックが欠かせない。アンサンブルニットとスカートで上品に仕上げて、寸分の狂いもなく測るのです。
DAY21
メガネ¥67100 / EYEVAN 7285( アイヴァン7285 トウキョウ)、手に持ったバッグ¥81400 /A.P.C.(アー・ペー・セー カスタマーサービス)、キーホルダー¥39600、キャリーケース上のバッグ¥121000 /ともにANYA HINDMARCH(アニヤ・ハインドマーチ ジャパン)、キャリーケース¥292600/ RIMOWA(リモワ クライアントサービス)、ブーツ¥143000 / SARTORE(ビショップ)
人気の観光名所から、日本のカルチャーが感じられるスポットを巡るリサーチ旅は、一旦おしまい。着まわし最終日は、上品なスカートスタイルでキメてみた。楽しい思い出に浸りながら、窓から日本ラストの景色を眺める。いざ搭乗口へ、それじゃあトーキョー、春に会おう。
photograph_Kojima Yohei
styling_Akashi Emiko
hair & make-up_AKI
model_Ester A
edit_Yamazaki Takamichi, Nozaki Nanami〈KIP Inc.〉
design_Yamamoto Katsura
Cooperation_Maison Landemaine
FUDGE vol.256 2024年11月号より