おしゃれ部屋にしたいけど、どうすればよいのかわからない。そんな時に参考にしたいのが『FUDGE.jp』での人気の連載「【私らしく暮らす】」。さまざまな間取り、生活スタイルのおしゃれなお部屋を紹介しています。今回は連載の中から1Rのセンスのいい部屋を紹介します。きっとインテリアの参考になるはず。
■ROOM1. 1R・32㎡の一人暮らしインテリア
Masashiさんのお住まいは、空間やインテリアに理想のイメージをもって考え進められたものでした。
「上京当初は今より半分ほどの広さの物件にして、物件やインテリアを揃えるのに必要なお金を貯めていきました。建築家さんのこだわりあるデザイナーズ物件が良いなと思いタカギプランニングオフィスさんのサイトを定期的に見ていた中で見つけたのがこの住まいです」
「躯体表しの物件が好きだったこともあり、コンクリート壁面で、天井高も高いこのお部屋はピッタリでした。収納場所がたっぷりあったことも良かったです。前の方が退去されてクリーニングが入る前に手を挙げて、無事に決めることができました」
住まいづくりを進める上で、Masashiさんの理想の暮らしのポイントは大きくふたつあったそう。
「大好きなコーヒーを中心に生活できるような場所にしたいというのがひとつ目の住まいづくりのポイントでした」
「コーヒーを淹れるダイニングテーブルを住まいの中心に置くことで、お部屋での時間もコーヒーを起点に始められるようにしています」
Masashiさんの趣味やお気に入りが集う趣味棚スペース。IKEAのKALLAX(カラックス)を使ってボックスごとにゾーニングされているうちの一角にもコーヒーアイテムが集められていました。
「アイテムの中でも特に気に入っているマキネッタは最近、バージョンアップされたものに買い換えました。直火式でクレマも乗せることができるのでよりコーヒーを楽しめるようになりましたね」
コーヒー好きだからこそ、コーヒー豆も生活圏内に好みのお店を見つけて定期的に購入されているというMasashiさん。撮影中にコーヒーを淹れていただくと、お部屋には心落ち着くアロマのようにコーヒーの香りがお部屋全体に漂っていました。
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■ROOM2. 1R・33㎡の一人暮らしインテリア
raraさんが一人暮らしをされていらっしゃるのは、33㎡ほどのワンルーム。
コンクリート打ちっぱなしで、横に大きな窓があるお部屋。
住む前から Pinterest でインテリアのイメージを固めていて、「床の色がグレーっぽい、海外インフルエンサーの部屋が好み」とわかったため、荷物を入れる前にご自身でグレーのフロアシートを敷いたのだそう。
居住スペースは約11畳。こちら側の壁にまだ発展途上というワークスペース、そして窓の対面にソファを。
そして、ワークスペースの反対側にベッドスペースを。もともと仕切りがなかったため、ご自身でカーテンを設置されて、ベッドスペースと居住スペースとを分ける工夫をされています。
ベッドの手前に敷かれているラグも、空間の境界をゆるくつくるためのアイテム。
お部屋が無機質にならないように、自然素材のラグや、グリーンを取り入れるようにしているとraraさん。ラグはIKEAで購入。お店に見に行ったときにすごく惹かれたという植物は、白い斑点がかわいいスキンダプサス・トレビー。Rust TACHIKAWA で購入。
窓際にもたくさんの植物が並びます。
ソファやスツールも、あえてブラウン系統のものを取り入れて、お部屋が無機質によりすぎないようにしていらっしゃるそう。スツールは質感、色、大きさが、求めていた通りだったという代官山イデアのもの。
ワークスペースで使われているチェアは、カルテルの「MAUI CASTER」。
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■ROOM3. 1R・23㎡の一人暮らしインテリア
トリさんが一人暮らしへの憧れから始められたお部屋探し。現在のお部屋は、お気に入りのカフェがある街であること、コンクリート打ちっぱなしのデザイナーズ物件が決め手でした。
「生活が落ち着いてきたタイミングで家を探し始めました。定期的に賃貸サイトを見て回る中で、この住まいを見つけたのですが、物件の雰囲気はもちろん、窓が大きく、天井も高く、開放感もありと理想どおりの空間で、内見から決定までストレートに進みました」
「こだわりが多い分、結構時間がかかりましたが、その分お部屋も絞り込むことが出来て、内見の数は少なく、納得の行く住まいに決めることが出来ましたね」
理想のお部屋でトリさんがお部屋づくりでイメージとして持っているのが、インダストリアルで無機質なカフェ空間。
住まいの家具を木材やアイアンの素材でまとめることで、決め手にもなったデザイナーズ物件をより理想の空間へと磨き上げています。
「ワークスペースのテーブルはダイニングのハイテーブルと同じシナ合板で、スチールの脚はかなでもので購入したものを取り付けています」
素材とともに落ち着いた色味で揃えることでよりシックで洗練された空間が出来上がっていました。
素材感への意識は既製品にも。カフェで使われているのを見て、住まいでも使いたいとネットで検索し購入されていたのがLABスツール。
「フレームのスチールと、座面のコルクのコンビネーションがすごく良くて一目惚れでした。スツールにもサイドテーブルとしても活躍してくれます」
素材感とともに、住まいの世界観に馴染んでくれるもの選びを大切にしているトリさん。プライベートも仕事の時間もその意識があるようです。
「仕事柄、情報収集の際にデザイナーの作品を見ることが多く、ダイニングスペースで使っている時計、HORNのグレイカラーもそうした時間の中で、住まいに合うなと思って購入したインテリアの1つです。見る角度によってフレームの見え方が変わる様が美しくて気に入っています。壁にあるだけで空間が洗練されますね」
お気に入りの時計と同じく住まいにはグレーのアイテムが多く取り入れられています。
ベッドサイドにあるバルミューダのランタンもその1つ、温かみのある光色に、夜も癒されそうです。
「コンクリートの色合いに合ったアイテムを選ぶことで、色が散らからず、空間が落ち着いて見えるようにしています。差し色で加える好きな色合いも緑や青など派手でないものが多いですね」
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