みんな愛でたい、日本一の山!羽衣伝説のある三保松原へ
旅と想いや歴史を感じるお土産が大好きで、皆さんにもご紹介したいと思いはじまりました。デザイナーのrumiです。
2024年も終わりに近づいています。1年を振り返るとあっという間。毎年そんなことを言っているような気がしますが、今回はそんな年末年始におすすめのお土産をご紹介したいと思います。
一富士二鷹三茄子(いちふじにたかさんなすび)と、初夢に見ると縁起が良いとされるものを並べたことわざがあるように、富士山はやっぱりどの世代からも愛されています。
静岡の三保半島は、富士山頂から南西に約45km離れた静岡県静岡市清水区にあり、沿岸の約5kmにわたり松林が続いています。この松林が「三保松原」と呼ばれ、松原の中央付近にある「羽衣の松」は天女と地元の漁師の出会いを描いた「羽衣伝説」の舞台として有名です。
海岸の松原越しに富士山を望むことができる美しい場所として、1922年に日本初の名勝に指定され、2013年にはユネスコの世界文化遺産「富士山 信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産に登録されました。
この日も天気が良く、とても綺麗に富士山を見ることができました。日本一の山なだけあって、なんだかありがたい気持ちに。
海岸からすぐ近くにできた静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」は、三保松原の持つ美しい松林や富士山の眺望などの景観、羽衣伝説、浮世絵や和歌、そして地域の方々とこれまで取り組んできた松原の保全について、国内外からの来訪者に伝えるための施設。三保松原の情報発信と保全活動の拠点として2019年に開館しました。
屋上からも富士山が見えます。おーーーー、と何度見てもありがたい気持ちに。それが富士山。
そんな三保松原の玄関口の施設「みほしるべ」で、富士山グッズを発見!
富士山愛が止まらない!地元デザイナーによる富士山アイディアプロダクトたち
「みほしるべ」のお土産売り場をのぞいてみると、一際目立つ富士山グッズを発見。どれもこれも富士山。あげるひとも嬉しい。もらうひともありがたい。みんながご利益のありそうな、幸せな気持ちになる富士山グッズ。職業柄「紙」が好きなので、富士山封筒や折り紙をお土産に購入。
この富士山グッズをデザインしているのは地元のデザイナーさん。「みほしるべ」に行けない方は、goodbymarketで富士山グッズを購入することができます。富士山愛をとても感じるオリジナルプロダクトデザインばかり。海外の方のお土産にもぴったり。
Mt.envelope【富士山と逆さ富士が現れる封筒】
封筒の裏側には三角の山があります。手紙が手元に届くと、それらの山はその存在に気付かれず、裾野をビリビリと開けられるのがほとんど。これまで、封筒に密かに鎮座していた三角の山を、名峰に押し上げる仕掛けが。手紙が相手に届き、ミシン目をピリピリと開ければ富士山と、湖面に映る「逆さ富士」の姿を眺める事ができます。日本一の霊峰が小さなサプライズを演出した後は、あなたのメッセージが相手の心を動かす番です。海外の人へ、遠くの人へ、写真や手紙をおくる時などにぜひ。
Mt.envelope pochi【富士山と日の出と逆さ富士が現れるポチ袋】
お年玉に。結婚式などのちょっとしたお礼に。その度合いは様々あれど、「おめでたい席」に使われるポチ袋。だったらやっぱりここにも富士山を。付属の赤い半透明のシールでとめれば、開いた時には日の出と富士山と逆さ富士が現れます。小さな小さな富士山ですが、中身の大きさはあなた次第、、。日本一の霊峰がお届けする、小さなポチサプライズ。3枚で1セットです。
Origami Fuji【折鶴の背中に富士山が現れる折り紙】
鶴は千年。富士は万年。折り鶴ができてから、きっと数百年。折り紙の中央に描かれたギザギザの円は鶴の羽を広げた時、そこに富士山を出現させてくれます。水色、紺、ピンク、赤、黄色、緑の6枚セットです。青富士、赤富士、黄富士など様々な表情の富士山を楽しむことができます。
プレゼントした人もされた人も、きっと小さな富士山から楽しい会話が生まれることでしょう。お土産にはいろいろなものがありますが、こうして誰かが笑顔になれるサプライズデザインはこれからも生まれ続けていって欲しいと思います。
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