Hei hei!
皆さまこんにちは、Yumiです。
本日は、私の’’ひとりで過ごす冬のいちにち’’をご紹介。
-台湾ハーブティで体を芯から温める
いちにちの始まりは、台湾の友人から頂いたハーブティーで
体を温めることからスタート。
冷えや貧血の予防に良いとされる棗(なつめ)が入っていることや
ほのかな甘みが飲みやすく、お気に入りです。
台湾のハーブティには、西洋の物とはひと味違う風味があることが
魅力だと感じています。
もっと色々な味を試して、新たなお気に入りを見つけたいところ。
-ひとりだからこそ、好きな空間に好きなだけ
ほっと一息ついたら、向かう先は美術館。
好きな作品の前にじっと立ち止まって、時間を忘れて鑑賞する。
そんな過ごし方ができるのは、ひとりの醍醐味。
この日は、北欧フィンランドのライフスタイル展を訪れました。
シンプルで実用的な、フィンランドの日常に欠かせない
チェアーや照明がずらりと並びます。
アルヴァ・アアルトがデザインした「スツール60」シリーズ。
これほど多くの種類が年代別に並んだ展示は初めてで、
デザインに隠された当時の社会情勢も知ることができました。
こちらは現在のスツール60のカラーバリエーション。
長く愛されてきたデザインが、これからの時代と
どのように融合するのか、楽しみでもあります。
こちらの「ピルッカ」シリーズは、
フィンランド特有のサウナ文化が深く関係しており、
サウナの休憩時に涼むための椅子として考案されました。
フィンランドの厳しい自然環境でもデザイン性と機能性を保つため
脚部とフレームには頑丈な白樺材が使用されていることや、
完全に左右対称になるシルエットに、職人技を感じました。
希少な作品と出会えることも、
新たな展示に足を運ぶ良さのひとつ。
「テプリ」シリーズは1975-77年のたった3年の期間にのみ
制作されたボトルシリーズ。
その日、工場の炉に溶けたガラスの色を聞き、
日々異なる配色とデザインを生み出すという、素晴らしい量産方法。
現在では実現できないであろうことが行われていた、
その歴史の事実に感銘を受けました。
こちらは最近行った、戦後西ドイツのグラフィックデザイン展。
グラフィックデザインの歴史を総観できる、非常に興味深い展示です。
4部構成であるこの展示の第1章では「幾何学的抽象」について。
グラフィックデザインを構成する上で大切な役割を果たす、
線、矩形、円などが人々にいかなる印象を与えるかを考察しています。
わたしが各々のポスターを見たとき、直感的に受け取った情報が多くあり、
視覚的情報というのは国籍を超えて人々に届けることができる
興味深い内容だな、と感じました。
こちらは第3章「写真」での作品。
現代デザインでも重要な役割を果たす写真の組み合わせや配置に
捻りを加えることで、グラフィックデザインとしての写真の存在意義が
広がっていくのを感じました。
-芸術に触れると、自分も何かを作りたくなる
さて、展示から帰宅し、急な思いつきで始まったのはベーキング!
毎年冬に必ず作るペッパーカーカ(北欧式ジンジャークッキー)を
今年もせっせと焼きました。
多くの人が楽しんで召し上がれるよう
ヴィーガン&グルテンフリーレシピを考えてみました。
【材料】
・米粉 100g
・アーモンドプードル 20g
・きび砂糖 30g
・天然塩、シナモン、ナツメグ、カルダモン お好みの量
(*)・ごま油、甘酒、豆乳 それぞれ10gずつ
(*)・米油 30g
【作り方】
①粉類とスパイス類を全て混ぜ合わせる
②(*)を①の粉類と混ぜ合わせる
※写真くらいのホロホロ加減の配分にすると、
サクッとした食感に仕上がります
③ボウルから取り出した生地を5ミリ程度の厚さに広げていく
④包丁で好みの大きさにカットし、天板に乗せる
⑤160°Cに予熱しておいたオーブンで約20分焼き、完成
キッチンに広がるシナモンやナツメグの香りが
北欧で過ごしたクリスマスの思い出を蘇らせてくれます。
とても簡単なレシピですので、是非トライしてみてくださいね。
さて今回は、ひとりで過ごす休日のアイデアをご紹介しました。
美術館巡りとベーキングは、私にとって無心になれる大切な時間。
リフレッシュになると同時に、自分自身を取り戻すきっかけでもあります。
時には、そういった時間を設けてみてはいかがでしょうか。
次回は、冬の京都について!
楽しみにしていてくださいね。
次回の投稿まで、Ha det bra!
Yumi Goda
1998/11/19生まれ。
北欧のデザインに魅せられ、学生時代にノルウェー留学を経験。
現在はインテリア業界に勤めながら、カメラや執筆を楽しむ。