ヘビーな冬の装いにも負けない、ナイスな靴をレコメンド。クラシックな革靴に、ポップなカラースニーカー、存在感抜群のブーツ……。履いた瞬間にときめく、とっておきの1足を見つけよう。
憧れのエレガントなプレーントゥ
思わずうっとりしてしまう光沢を持つ「Shannonwr」は、英国の老舗《チャーチ》の名作。雨が多いロンドンでも気軽に履けるドレスシューズとして知られ、はっ水性の高いポリッシュドバインダーカーフを採用。丸みを帯びた愛らしいフォルムに胸が高鳴る。
心踊るドレッシーなウィングチップ
《トムブラウン》のトラッドなウィングチップは、英国靴の聖地、ノーザンプトンに生産を依頼。細く長いトゥや繊細なメダリオンの美しさは、眺めているだけで気分が上がる。ヒールに施された、メゾンを象徴するトリコロールのシグニチャータブもキュート!
ローファーの元祖ブランド《ジーエイチバス》の1足。歩くたびに揺れるキルトやタッセルが足元で存在感をアピール。
すっきりとしたシェイプの「ガルーダ」は、ロンドンガールな装いとも好相性。踵が抜けやすいといわれる日本人の足にフィットする形状になっている。
創業以来フランス国内での生産を続ける《パラブーツ》。アイコンシューズのひとつ「オルセー」は、太いモカシンで編み上げられたボリューミーなルックスがポイント。コーディネートをグッドバランスへと導いてくれる。
《ハルタ》のタッセルローファーは、小ぶりなタッセルを用いた控えめなデザインが素敵。やわらかなスコッチガードレザーや、通気性抜群のインソールを採用しているので、雨の日だって安心して履けるのです。
グッドイヤーウェルト製法で仕立てられた《サンダース》のクラシカルなローファー。傷や汚れがつきにくく、美しい光沢を持ったポリッシュドレザーを使用。洗練されたルックスは唯一無二。
メイド・イン・ジャパンの技術が詰まった《リーガル》の定番ローファーは、ワイズを広くとったストレスフリーな着用感がGOOD。鏡面加工を施した艶やかなカウレザーが、上品な足元を演出してくれる。
ピカピカのシグネチャーローファー
フランスの老舗《ジェイエムウエストン》の「#180」。職人の手作業でつくりあげる1足は、カモメのカタチを模したサドルや、細かなステッチなど象徴的なディテールが満載。艶やかなブラックパテントカーフがいつものデニムスタイルを華やかにしてくれる。
スエードのアッパーとガムソールを組み合わせた、80年代の雰囲気漂う《リーボック》の「ハマーストリート」。フットボールシューズのアーカイブを参考にした、クラシックなカタチも魅力。深いマルーンは、ダークトーンのスタイリングの中でも存在感バッチリ。
photograph_Serizawa Shinji
styling_Nakako Nao
hair&make-up_Ohgimoto Naoyuki〈POIL〉
model_Polly
edit_Yamazaki Takamichi〈KIP Inc.〉
design_Araki Masakuni
FUDGE vol.257 2024年12月号より