バッグって私たちの生活に欠かせないもの。仕事でもプライベートでも、肌身離さず持ち歩くのだからいつもより少しだけ贅沢をしてみるのもありかも。気品があって使い勝手もいい、エブリデイ・ラグジュアリーな逸品を探して。
大容量で使いやすくて都会的なムードも漂う
《コーチ》のはじまりの地であるニューヨークをオマージュした「ブルックリンショルダーバッグ39」。シンプルでいて、ありそうで無いこのビッグサイズが好き!大きくてもエレガンスが香るのは、使われているナチュラルグレインレザーが上質だから。入口はマグネットボタンで開閉するタイプ。
その名は、「 スモール ポント トート 」
現在は〈アニヤ ヴィレッジ〉があり、《アニヤ・ハインドマーチ》の最初のお店がオープンした場所である、イギリスのポント・ストリートに由来するトートバッグ。何度もアップデートを繰り返している人気アイテムが、今季はリサイクルウールのフェルトやエコレザーをまとって登場。大き過ぎず、「ふらっと入ったスーパーでつい買い過ぎちゃった……」なんて時は頼りになるベストなサイズ感。
ベストセラーモデル「 No.25 」
フランス発の《リュニフォーム》のバッグには、生粋の理系だという創設者のジャンヌ・シニョール氏のこだわりが詰まっている。例えば生地。コットン63%、リネン37%の比率でつくられたキャンバスは丈夫で軽く、柔軟性がある。加えてフッ素樹脂加工が施されているため、防汚性、不浸透性、はっ水性も高い。さらに、ミリ単位で調整された縫い目は美しく、バッグには自然と品が宿る。人気モデルの「No.25」もご覧の通り。
シックで実用的なお仕事バッグ
《ジャンニ キアリーニ》のベストセラーバッグ「マルチェッラ」は、通勤バッグとして圧倒的人気を誇るモデルだそう。1番小さなSサイズでもA4サイズが収納可能で、マチも16cmあるからお弁当箱も水筒もなんでもござれ。マグネットクロージャーで防犯面もしっかりフォロー。レザーの他、今の季節はボアやツイードなど、ふわもこ素材の品も登場するのでぜひチェックしてみて。
贅沢でこだわりが深いカウレザーを採用
2024年からの新シリーズ「エイティピカル」の「エイティピカル ソフィー M」は、一見するとシンプルなハンドバッグ。裏地や芯材なしでバッグの形状を保持できる堅牢なレザーが2.0mm厚と1.6mm厚で使い分けられていたり、染料染めをした後に顔料仕上げをすることで柔らかい表情になっていたり、素材にとことんこだわる《エンダースキーマ》らしいアイテム。
洗練されたルックス見た目以上の収納力
《トゥティエ》の横長のバッグは日韓で特に人気。「プーリーバッグ」もそのひとつ。隠しマグネットボタンで開閉できるようになっていたり、バッグのボディに映える色でステッチが施されていたり、レザーを魅力的に見せるための工夫がいっぱい。TANの色はオンラインでも即完売する程の人気ぶりなんだって!
日常から特別な日までキラキラに彩りましょう
ホリデーシーズンに向けて《アンテプリマ》の「ワイヤーグリッターII」はいかが?光を受けるたびにスパンコールがキラキラと輝き、装いが一層華やぐから。スパンコールとは異なるカラーのワイヤーコードのおかげでマルチに輝くのも人気の理由なんだそう。普段使いにもオケージョンにもいいよね。
サッチェルバッグといえば《 グレンロイヤル 》
《グレンロイヤル》のサッチェルバッグはブライドルレザー製。耐久性が高く、革製品の中では比較的水に強いので、デイリーに長く愛用できる。マグネットで簡単に開閉できるフラップや整理整頓しやすい2層構造、取り外し可能なショルダーストラップなど、実用的なデザインも相まって老若男女から愛されている。
photograph_Kojima Yohei
styling_Akashi Emiko
hair & make-up_AKI
model_Uliana
edit_Chikazawa Yui
design_Honda Yasuki
FUDGE vol.257 2024年12月号より