ONKULの隠れた連載企画『トラムのある街』。今回は日本を飛び出して、バルト海に面した自然豊かな国『 Latvija(ラトビア)』のリーガ周辺をご紹介。以前 、姉妹雑誌FUDGEのコラムでも掲載した内容をさらに加筆してお届けします。ハニカム笑顔があふれる神秘的な国、ラトビア。
タイムスリップしたかのよう、ラトビアの郊外で暮らすように泊まる
せっかくラトビアに訪れるなら郊外へも足を伸ばしてみたいところ。リーガから車で1時間30分程の場所にある『アブグンステ領主館 』は1930年代に学校として使われていた建物を、現オーナー夫妻が改築しマナーハウスとして生まれ変えた。内装から食器など細部に至るまでオーナーのこだわりが詰まったインテリアはなんとも素敵。90床ほどあり、夏は結婚式で訪れるゲストで満杯。オフシーズンならば個別利用が可能かも。予約はHP から。
Abgunstes muiža
place:Zalenieku pagasts, Jelgavas novads, LV-3011
tel:(+371)29293131, 28373711
price:60€( 2人/1室 )〜
url:https: //www.abgunste.lv/ciemosanas
ラトビアを知りたいならまずは市場へ
現地の買い物客でごったがえす市場を歩いてみるだけでも、ワクワクする。ラトビア・リーガを代表する2つの市場もまさにそんな場所。ヨーロッパ最大の市場『リーガ中央市場 』と1898年にオープンしたこの地域最古の『アーゲンスカルンス市場 』。日々のお買い物と言えば、市場に行く習慣が残るラトビアの人々のまさに台所。食料自給率の高いラトビア。国中の様々な地域から野菜や肉・魚、チーズなどの加工品、またカゴなどの生活用品などが集まる。
Rīgas centrāltirgus
place:Nēgu iela 7, Rīga
tel:(+371)67229985
open:7:30〜18:00(月〜土)、7:30〜17:00(日)
photograph & text : Yumika Asai [ONKUL]
design : Masakuni Araki [LuckTap]
re-edit:Saki Katayama