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「同志の思い背負う」旧安倍派の5人衆・萩生田光一氏が死守 衆院選、西村氏や世耕氏も逆風に耐える 保守系結集が自民再生のカギ

zakzak by夕刊フジ / 2024年10月28日 15時18分

衆院選で、自民党の派閥裏金事件に関係した前議員ら46人は厳しい戦いを強いられた。旧安倍派の有力者「5人衆」でも非公認で無所属出馬した福井2区の高木毅氏(68)が落選したが、東京24区の萩生田光一氏(61)と兵庫9区の西村康稔氏(62)は当選した。自民を離党した和歌山2区の世耕弘成氏(61)と、公認を受けたが比例重複なしだった千葉3区の松野博一氏(62)も激戦を制した。

萩生田氏の当選確実が27日深夜に報じられると、東京都八王子市内の事務所は大歓声に包まれた。

7選を果たした萩生田氏だが、「本当に厳しい選挙戦、皆さんに支えていただいて、この日を迎えることができた。私自身の不祥事もあり、大変皆さんにご心配、また不快な思いもさせた」と厳しい表情のまま頭を下げた。

「多くの同志が議席を失っている。元々の原因はわれわれが作ったこともあり、同志の思いも背負って頑張らなきゃいけない」と述べ、「安全保障、経済、子供たちの教育と、やらなくてはならないことがたくさんある」と再出発を誓った。

8選を果たした西村氏は「こんな厳しい選挙は最初の選挙以来。原点に戻って自民党をゼロから立て直す一翼を担いたい」と述べた。

参院からくら替え出馬した世耕氏は、二階俊博元幹事長の三男、二階伸康氏(46)らを破った。保守分裂選について「迷惑をかけた。今後は融和に努める」と話した。参院で大きな影響力を持つ世耕氏だが、復党は「党が考えることだ」と述べるにとどめた。

松野氏は際どい戦いを制した。「自民の同志の皆さんや公明党のみなさん、後援者の皆さんのお力で当選することができた」と思いを語った。

岩盤保守層の離反が自民党大敗の一因となった。高市早苗前経済安保相や旧安倍派ら保守系議員の結集が自民再生の鍵を握っている。

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