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ぴいぷる 俳優・瀬戸康史 人からどう見られても「自分は自分」 つらいこともポジティブに変換、イライラしても「別にいっか!」

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月22日 6時30分

キャリアを積み、自分で自己を認められるようになるにつれて、人からどう見られようと平気になってきたところもあるようだ。

俳優の転機は、2015年に白井晃氏が演出の舞台「マーキュリー・ファー」に出たときだ。

「稽古中は白井さんにずっと怒られていました。『芝居だけど、芝居するな』って言われたんです。多分、セリフを覚えるとか、この立ち位置に立つとか、そういう段取りも含めて、なじめということだと。それが今もずっと自分の頭の中にあり、大事にしています」

出演のオファーが絶えず、忙しい日々を過ごしているが、自分へのご褒美は、「家族との旅行とおいしいものを食べること」だ。そういった時間に、本当の自分に戻れるのかと聞いてみると、「僕はフラットなんです。本当の自分って何だろうというくらい変わらない。ストレスも全然溜めないタイプなんです」と、また意外なことを口にした。

「イライラすることはあっても、別にいっか! という感じ。寝たら忘れるし、怒っている時間がもったいないんです」

基本的に「どんな状況でも乗り越えてみせる」という心の強さと物事を俯瞰する冷静さを感じさせる。だから、むやみに負の感情に振り回されることなく、この厳しい芸能界で活躍し続けているのだろう。

自己をちゃんと持った人なのだ。

(ペン 加藤弓子/カメラ 三尾郁恵/レイアウト 河本亮)

■瀬戸康史(せと・こうじ) 俳優。1988年5月18日生まれ、36歳。福岡県出身。2005年に芸能界デビュー。17年上演の主演舞台「関数ドミノ」で文化庁芸術祭演劇部門新人賞、22年に公開された映画「愛なのに」(城定秀夫監督)でヨコハマ映画祭主演男優賞を受賞した。今年はドラマ「院内警察」(フジテレビ系)、ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」(TBS系)に出演し、映画「違国日記」(瀬田なつき監督)が公開中。映画「スオミの話をしよう」(三谷幸喜監督)は9月13日から公開。

Bunkamura Production 2024/DISCOVER WORLD THEATRE vol.14「A Number―数」、「What If If Only―もしも もしせめて」は9月10~29日で世田谷パブリックシアター(東京・世田谷区)、10月4~7日で森ノ宮ピロティホール(大阪市)、10月12~14日でキャナルシティ劇場(福岡市)にて、2作連続で上演される。

あすは歌手、上田正樹さんです

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