1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

川尻哲郎「TIGER STADIUM」店主敬白 大ヒット「もし徳」を鑑賞、映画製作費にも劣らない阪神の総年俸、推定31億円〝超スペクタクル逆転劇〟感動の大団円に期待

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月28日 11時0分

筆者の店に通う虎党の武内英樹監督(左端)、浜辺美波(右から2人目)主演の映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』は大ヒット上映中(夕刊フジ)

ペナントレースは待ったなしの佳境に入り、サラリーマンの街・新橋にある私の店に足を運んでくれるお客さんの様子も変わってきました。通常なら事前に予約して、試合前から来店される方が多いのですが、このところ試合途中からの〝飛び込み〟も増えています。先週末なんかは女子3人組に家族連れと、サラリーマン以外のお客さんまでが「阪神が勝っていると聞いたから一緒に応援したい」と駆けつけてくれて、店内は大盛り上がりでした。

盛り上がったといえば先日、店の休業日に嫁さんと仲良く(ホンマですよ)話題の映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』を鑑賞しに出かけました。総理大臣が急死したコロナ禍の日本を舞台に、AIによって復活した徳川家康ら歴史上の偉人たちが内閣を構成するというコメディー作品で、監督は『テルマエ・ロマエ』『翔んで埼玉』などのヒット作で知られる武内英樹さんです。

実は私の店にも何度か来ていただいている大の阪神ファンで、「阪神が1985年日本一を達成した年に、自分は大学に落ちて一浪した」と話す陽気な方。今では公私ともに仲良くさせてもらっています。今回の映画も面白い中にも今の日本へのメッセージがしっかりと描かれ、本当に感動させてもらいました。

さて次は、阪神タイガースに感動させてもらう番です。先週末は首位広島に敵地で2勝1敗と意地を見せ、ゲーム差も「4」とまだ虎は死んではいません。ここにきて大山ら主軸が揃って好調で、得点圏打率の上位4人を阪神勢が占めているのも実に頼もしい。

広島や2位巨人の動向も気になりますが、27日からは敵地で4位DeNAとの3連戦。クライマックスシリーズ進出が現実的な目標になったDeNAは、3・5ゲーム差の阪神に照準を合わせてくるでしょうし、直接対決はまだ9試合もありますから、足元をすくわれないよう気を引き締めてほしいです。

現実世界の日本では、10月頭には新しい総理大臣が誕生しそうですが、そのころ阪神は…。映画製作費にも劣らないチーム総年俸、推定31億円の〝超スペクタクル逆転劇〟で、感動の大団円を期待しています。 (元阪神投手、スポーツバー店主・川尻哲郎)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください