５年半ぶり復帰の西野カナ、気になる新路線 「恋愛ソング」から卒業？ ２０１９年に電撃婚、相手は元マネジャーで注目も

これからどういう世界観を出してくるのか（夕刊フジ）

歌手、西野カナ（３５）が約５年半ぶりの歌手活動を再開した。結婚、出産を経て復活を果たした「恋愛ソングのカリスマ」の今後の〝路線〟が注目されている。

西野は「会いたくて　会いたくて」や「トリセツ」などのヒット曲を放ち、２０１６年リリースの「あなたの好きなところ」で平成生まれのソロアーティストとして初の日本レコード大賞を受賞するなど活躍した。

「等身大の恋愛に関する心情をストレートに表現した分かりやすい歌詞とキャッチーなメロディーが若い世代の女性たちの共感を呼び、〝恋愛ソングのカリスマ〟として支持されました」（音楽誌ライター）

１９年１月に無期限活動休止を発表し、翌２月に開催された横浜アリーナ公演で活動を休止。その後、同年３月、自身の３０歳の誕生日に一般男性との結婚を発表し、昨年８月４日には第１子誕生を報告した。前出の音楽誌ライターは振り返る。

「人気歌姫の電撃婚は当時注目され、週刊誌などが結婚相手について元マネジャーと報じて耳目を集めました。一部ではマネジャーがタレントという〝商品〟に手をつけた『タブー婚』なんて声もありましたが、ファンの間では自身を支えてくれたスタッフとの純愛を貫いた〝職場恋愛〟に好意的な見方も多かった」

そんな西野が約５年半ぶりに復帰を宣言。同時に新曲「ＥＹＥＳ　ＯＮ　ＹＯＵ」を先行配信し、９月には新作ＣＤ「Ｌｏｖｅ　Ａｇａｉｎ」をリリースするほか、１１月の復帰ライブ開催も発表したが、気になるのは今後の〝路線〟だという。芸能事務所のマネジャーは語る。

「人気アーティストにとって結婚や出産といった私生活の変化は、その創作活動に大きな影響を及ぼします。特に西野さんの場合、『恋愛ソングのカリスマ』として１０代、２０代の若い世代の女性から人気を集めていただけに、楽曲や世界観がどのように変化するのか興味深いところです。新曲はこれまでのアーティストイメージに近い、真っすぐな恋心を描いた作品ですが、ママになっても従来のピュアな恋愛ソング路線を継続するのか…」

西野本人は７月６日に更新した自身のインスタグラムで、新曲への思いを語るとともに「これからもテーマやジャンルにとらわれず、いろいろな音楽に挑戦していきたい」「等身大の歌詞は書かないとか、恋の歌ばっかりとかでもなくて、書きたいテーマは山ほどある」とコメントしているが、果たして―。