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沖縄県議選 玉城デニー知事「不支持派」が過半数に 県政運営、辺野古移設阻止をめぐり求心力低下「選挙結果は真剣に受け止め」

zakzak by夕刊フジ / 2024年6月17日 11時47分

任期満了に伴う沖縄県議選が16日、投開票され、自民、公明両党などの玉城デニー知事不支持派が28議席を獲得して過半数を確保した。立憲民主、共産、社民などの知事支持派は、改選前から4議席減の20議席で少数与党に転落した。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設について、「容認派」と公明党を含む「反対派」が24議席ずつで同数となった。県政運営や辺野古移設阻止をめぐり、玉城氏の求心力低下は避けられない。

「選挙結果は真剣に受け止めなければならない。非常に厳しい県政運営を余儀なくされる」

玉城知事は17日未明、こう述べた。辺野古移設に反対する姿勢は「揺るがない」とし、「私の県政運営、私の政治理念というものがこの(選挙)結果でどう変わるかといえば、それほど変化することはないと思う」と強調した。

県政野党の自民党は2議席増で公認した20人全員が当選。中立会派の公明党が4議席、日本維新の会2議席など、野党・中立で28議席を獲得した。自民の小野寺五典元防衛相は、辺野古移設方針は不変だとしたうえで「より丁寧に移設の意義を説明していく必要がある」と語った。

投票率は過去最低の45・26%だった。

玉城知事を支える共産党などの「オール沖縄会議」は、辺野古反対のワンイシュー(単一論点)で国との対決姿勢を強める政治手法で、選挙での「民意」を強調してきた。玉城知事の政策に有権者が厳しい審判を下したことで、2年後の知事選にも影響を及ぼす可能性がある。

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