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次期衆院選〝大混乱〟か 都知事選で蓮舫氏3位「立憲共産」裏目の大ダメージ 自民も都議補選で惨敗…総裁選、新たな「党の顔」焦点に

zakzak by夕刊フジ / 2024年7月8日 15時25分

都政の自民党関係者は「都知事選はあくまでも小池氏の『勝利』だ。自民党の顔で戦った都議補選での惨敗が、今の〝実力〟を反映している。2勝6敗という結果は『岸田首相の顔では選挙に勝てない』という現実を改めて証明した」と断じる。

今後の政局は、どのような展開をたどりそうか。

前出の有馬氏は「蓮舫氏は、衆院3補選や各地の首長選で連敗する自民党を見て、都知事選に打って出たが、『立憲民主党が必ずしも世論に評価されていない』という現実を明らかにした。共産党の支援がなければ、さらに大負けしただろうが、共産党との連携で『逃げた票』もある。野党陣営としては、対案のない批判路線では、限界があるという教訓になったのではないか」と語る。

日本を取り巻く安全保障環境が悪化するなか、東京には、自衛隊や在日米軍の中枢が集結している。共産党は党綱領に「自衛隊解消」「日米安保廃棄」を堂々と掲げている。

一方の自民党はどうか。

都知事選の選挙期間中、共同通信社が行った電話世論調査(6月29、30両日)で、次期衆院選の比例代表投票先を聞いたところ、18%が「立憲民主党」と回答し、自民党の16%を上回ってトップだった。ただ、普段の支持政党は自民党が25%で、立憲民主党の12%をリードした。

LGBT法の稚拙な法制化を受け、岸田政権から「岩盤保守層」が離反した。派閥裏金事件が重なり岸田自民党への不信感は高止まりしている。

有馬氏は「小池氏が勝利したことで、自民党関係者は『トップを代えればまだ勝てる』と胸をなでおろしただろう。立て直し次第で、『まだ、自民党がマシ』という評価を得られるかもしれない。ただ、この程度で自民党が失地回復したと思っている党関係者は誰もいない。党の『顔』を代えるなら誰なのか。緊張感のある雰囲気が本格化するだろう」と語っている。

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