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バスケ女子日本代表〝大フィーバー中〟バレーボールを意識 ニュージーランドに圧勝、馬瓜エブリン「ブーム終わらせるな」

zakzak by夕刊フジ / 2024年7月5日 14時10分

パリ五輪で悲願の金メダルを目指す世界ランキング9位の日本代表のライバルは相手チームだけではない。関係者は人気を復活させたバレーボールを強く意識している。

4日、有明アリーナで行われた国際強化試合でニュージーランドに125―57で圧勝。代表強化試合としては過去最多、1万1264人の観衆に馬瓜エブリン(29)=デンソー=は「これだけの人の前でプレーしたのは初めてかも。自分としてもすごくテンションは上がるしありがたい」と感謝を述べ、「絶対にこれで(ブームを)終わらせてはいけない!」と訴えた。

同じ団体球技であるバレーボールには親交のある選手が多く、「力をもらっている」という。フィジカル面で海外との差を埋めるためにチームで結束して戦う姿は共通している。競技の垣根を越えて「日本社会に明るい話題を届けられると思う。今のご時世、一致団結する大切さを伝えたい」と力を込めた。

人気面ではバレーボールにやや押され気味だが、バスケットボールも負けていない。

潤沢な資金あり

先日、幕を閉じたバレーボールのネーションズリーグ(NL)は福岡大会こそ地上波テレビで連日生中継されたが、決勝はBS放送のみ。一方、バスケットボールは今回の国際強化試合男女4試合はすべてが地上波テレビ生中継となった。日本バスケットボール協会にも不動産、電話通信、生命保険各社の大手スポンサーがサポートに入り、潤沢な資金で選手、ファン拡大のイベントに手厚いバックアップを図っている。

同協会関係者は「かつて日本のお家芸だったバレーボールは長い低迷期を経て復活した。バスケットボールは今、盛り上がっているけどまだまだ発展途上」と認めた上で、バレーボールのフィーバーぶりは「とても気になるけど最後は一緒に盛り上げていけたらいい」と呼びかける。

女子代表は東京五輪で史上初の決勝進出を果たし銀メダルを獲得。さらなる発展に現場もフロントも向いている方向は同じだ。 (山戸英州)

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