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ウルフ・アロン「もうこれ以上五輪を目指すつもりはない」柔道男子100キロ級、敗者復活戦敗退でメダル届かず

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月2日 13時13分

【パリ(フランス)1日=山戸英州】柔道男子100キロ級のウルフ・アロン(28)=パーク24=は準々決勝で敗れて大会2連覇を逃した。敗者復活戦でも負けてメダルにも届かず、「もうこれ以上、五輪を目指すことを続けるつもりはない」と明言した。

2回戦で元世界王者のフォンセカ(ポルトガル)を豪快な内股で破ったが、準々決勝では金メダル候補のスラマニゼ(ジョージア)に完敗。敗者復活戦でもシェラザジシビリ(スペイン)に延長戦で一本負けを喫した。

東京五輪の金メダリストは競技普及を目的に、バラエティー番組などに積極的に出演して名前を売った。「柔道人生で最後の大きな大会になる」と並々ならぬ思いで臨んだ今大会は涙で幕を下ろし、「終わったなという感じ。いろんな気持ちが交差した」。今後について「まだ考えることはできない」としながらも、最後の五輪という位置付けは「変わらないですね」と静かに話した。

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