1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

TV視てますか? 柄本時生の熱意に敏腕スタッフ結集 50人以上の人生が描かれる群像劇 金曜深夜テレ東「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月14日 11時0分

東京・下北沢を拠点に劇団を率いる父・柄本明は、フジテレビ水10ドラマ「新宿野戦病院」で 〝下北沢の主〟から〝新宿歌舞伎町の元赤ひげ先生〟にちょっとスライドし、くせ者ぞろいのクドカン群像劇の要となっている。

柄本明の2人の息子のうち、兄の佑はNHK大河ドラマ「光る君へ」で平安貴族社会の最高の権力者・藤原道長にふんし、世の女性の熱いまなざしを一身に浴びている。

さて、弟の時生だが、実は今期、一番いい仕事をしていると思う。金曜深夜のテレビ東京「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」は時生の初プロデュースのドラマで、しかも秀作なのだ。

このドラマで時生は、俳優の今井隆文、テレ東の太田勇とともに原案、企画、プロデューサーを兼ね、もちろんメインキャストとして出演している。

太田によると、1年前に時生と今井と3人で「渋谷」で会った際、時生から群像劇ドラマをやりたいと持ち掛けられたという。

総監督は廣木隆一。20年前に時生が初出演したWOWOWドラマ「4TEEN」の監督で、先日はテレ東開局60周年特別企画ドラマスペシャル「生きとし生けるもの」を手がけた日本映画界の今や重鎮だ。群像劇の名手であるロバート・アルトマン監督の最高傑作「ナッシュビル」の錦糸町版を目指したいという時生の熱意を聞き、廣木組のすご腕スタッフが結集したという。さしずめ、廣木監督は〝日本のアルトマン〟ということだ。

舞台は「渋谷から一本」の錦糸町。ハウスクリーニング店「整理整頓」の社員は、この街で生まれ育った幼なじみ同士。社長の賀来賢人、事故で車椅子生活の時生、後輩の落合モトキの3人だ。掃除するのは、裸の王様の若手起業家がつぶした会社、10年前に娘をイジメで亡くした夫婦の家など、事情を抱えた場所ばかり。

一方、この街で起きた事件を告発する謎めいたルポライター(岡田将生)が暗躍。総勢50人以上の人生模様が描かれる。

さらに音楽フェス開催も迫る錦糸町には、東京スカイツリーがよく似合う。 (新橋のネクタイ巻き)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください