本田圭佑＆三浦知良〝夢の合体〟なぜ実現 本田考案、4人制サッカーの思惑「JFAからのオファーは監督以外、受けません」激白も

本田（左）とカズは意外にも初共演だった＝26日、千葉・ららアリーナ東京ベイ（夕刊フジ）

サッカー元日本代表のMF本田圭佑（38）が考案した小学生高学年の4人制サッカー全国大会「4v4ジャパンカップ」ファイナルが26日、千葉市内で行われ、夢の初共演が実現した。

来季プロ40年目を迎えるJFL鈴鹿の三浦知良（カズ・57）が登場。本田が「断られるかドキドキしながらオファーをした」という。2人が同じピッチに立つのはこれが初。カズは「子供たちがプロになるまで現役でやっていたい」と宣言した後「ちょっと無理だな、それは。（その時は）70歳を超えている」と話し、笑いを誘った。

日本サッカー界のレジェンド初合体が実現したのは、本田がこの大会を日本サッカー協会（JFA）にビジネスの一環として売り込みたいという思惑があったからだ。今年からJFAの後援も付き、カズが盛り上げに一役買った形となった。

今季の本田は10月に自身10カ国目となるブータンリーグのパロFCと契約し2試合プレー。来年も現役、監督業、そしてこのイベントの普及などのビジネスの〝三刀流〟で邁進するという。

「1月から来てほしいというオファーもあります。それはできないと断りました」とキッパリ。さらに「JFAからのオファーは監督以外、受けません」と激白し、日本代表監督就任に意欲をみせた。次のカズとの共演はどんな舞台になるのか楽しみだ。（久保武司）