1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

こだわりの極意 若かった90年代思い出させた出雲の激うま冷やし緑茶 飲み会が毎晩、ほとんど寝ずに現場に行くような激動の時期

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月28日 15時30分

実にいい味わいのティーバッグです(夕刊フジ)

これはうまい! 友人から残暑見舞いで贈られてきた水出し緑茶のティーバッグ。みれば、出雲産抹茶100%! 裏をみれば、島根県出雲市の「桃翠園」という会社の名前が記されている。

出雲か…出雲は昔、デビューして10年ぐらいたった頃、ドラマで行った地方ロケの場所。

1990年代はスタッフやキャストの飲み会が毎晩あって、今じゃありえないけど、夕食のときは必ず酒を飲まされていました。さらに酔っ払ったうえ、自分でも浴びるように飲んでいたので、ほとんど毎日寝ずに現場に行くような激動の時期でした。

その出雲ロケも例外なくそんな感じで、なにしろ僕の大先輩たちが「いいか、高嶋。女優じゃないんだから、男は顔なんか腫れてたっていいんだ! 男は芝居なんだよ!」と豪語されるもんですから僕も「そうなんだ~」と毎晩どんちゃん騒ぎの結果、翌日のシーンを見落として焦って現場で必死にセリフ覚えたものの、練った芝居ができなくて不本意極まりないドラマ撮影になってしまったというしょっぱいロケ地。

さらに毎朝、メークさんに「高嶋さん、なんか今日、顔ちがう! ゆうべ飲んだでしょ!」なんて怒られることもしばしば。出雲と聞くと「あのころホントにふざけてたな…」と反省しか頭に思い浮かんでこない。

そんな僕に贈られてきたこの「冷やし緑茶」。書いてある通りに水を1リットル容器に入れ、ティーバッグを「500でひとつだから、ふたつか」と投入し、冷蔵庫に放置すること数時間。さまざまな反省を思い出しながら口にそぉーっと流し入れれば、これうんまい! ペットボトルのお茶とは明らかに違う抹茶本来の味わいだ! もちろんといえばもちろんですが、それにしても手軽に匠の方たちがいれたかのような甘味すら感じさせる、この冷やし緑茶!

僕自身、お茶は好きで熱湯で飲んだり、ぬる~いお湯で飲んだり、いろいろ試してますが、素人がやるならなんだかんだ水出しが一番おいしい! とおしいただきながら、絶対にやり直すことができない過去の行動を今更ながら反省する午後でした。二礼四拍手一礼。合掌。

■高嶋政宏(たかしま・まさひろ) 俳優。1965年10月29日生まれ。東京都出身。87年、俳優デビュー。Netflix「トークサバイバー2」に大統領役で出演している。

映画では「KINGDOM 大将軍の帰還」、「もしも徳川家康が総理大臣になったら」、「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」が公開中だ。

今回紹介した「水出し緑茶ティーバッグ」は、「桃翠園」(島根県出雲市)の公式サイトで購入可能。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください