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求ム〝重厚な悪役〟市川猿之助と香川照之は不祥事で退場、クセが強すぎる野村萬斎…ヒール役がぴったりはまる俳優の欠乏ぶり

zakzak by夕刊フジ / 2024年6月19日 6時30分

野村萬斎も強烈な悪役を演じたが…(夕刊フジ)

歌舞伎俳優、市川猿之助(48)の自殺幇助(ほうじょ)事件で公開が延期されていた劇場版「緊急取調室 THE FINAL」は猿之助の代わりに俳優の石丸幹二(58)を迎えることで再び公開に向けて動き始めた。しかし、そこからはヒール役がぴったりはまる俳優の欠乏ぶりがうかがわれるのだ。

女優の天海祐希(56)が主演を務める同作は、本来なら昨年6月16日に公開予定だった。しかし、その約1カ月前の5月18日、ラスボスである首相役を演じていた猿之助が一家心中事件を起こしたため、映画の公開も延期されたのだった。

「猿之助さんの代役となった石丸幹二さんはキャリア、ネームバリューのどちらをとっても申し分ない配役といえます。以前には『半沢直樹』で主人公を苦しめる悪役を演じたとはいえ、舞台ではハリー・ポッター役をするなどベビーフェイスな一面も強い。どこまで憎々しげに悪役を演じられるか、注目です」と映画関係者は指摘する。そしてこう続ける。

「事件で表舞台から遠ざかった猿之助さんも『半沢直樹』ではヒール役を務めましたが、やはり悪役といえば、市川中車こと香川照之さんがまっ先に頭に浮かびます。歌舞伎俳優のけれん味を加えた演技っぷりが、悪役では映えるのです。しかし、彼もホステスへの暴力問題で映像の仕事からは離れている。そういう意味で、やくざ役のような悪役とは違う、重厚でけれん味のある悪役演技ができるベテラン俳優が不足しているということは、キャスティング側を悩ませる深刻な状況といえるでしょう」

昭和の時代には、佐藤慶や成田三樹夫といった俳優が重厚な悪役を演じ、ドラマやスクリーンを彩っていたものだ。

「先日最終回を迎えたTBS日曜劇場の『アンチヒーロー』に出演した狂言師の野村萬斎さんも相当な悪役ぶりを見せていましたが、歌舞伎俳優以上にインパクトが強すぎるため、逆にキャスティングサイドとしては起用しづらいという一面があります」

ベテラン悪役として頭角を現すのは、誰だろうか。

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