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阪神・岡田監督が突然勇退、球団から契約延長の要請もなく 今後は藤川球児氏を支えるフロント要職に…早大OBは驚き隠せず

zakzak by夕刊フジ / 2024年10月5日 11時47分

横浜から帰阪した岡田監督。まずはDeNA戦だ=4日、新横浜駅(夕刊フジ)

今季限りで勇退が決まった阪神・岡田彰布監督(66)に母校・早大OBから「どんでんロス」の声が相次いでいる。

2年契約の最終年ながらその実績で来季続投もあるとみられてきた指揮官。だが、球団から契約延長の要請もなく、今後は大物OBで次期監督候補の藤川球児氏(44=球団本部付スペシャルアシスタント)を支えるフロント要職に入る方向。突然の勇退決定に驚きを隠せなかったのが早大OBの面々だ。

「もう1年はやると思っていたから残念。後継者を育ててからバトンタッチしてもらいたかった。岡田監督もそう考えていたと思うが、何でたった2年で退かなければいけなかったのか。来年、巨人を倒してのV奪回が見たかった…」と悔やむ声や「そもそも阪神の監督ができるのは岡田しかいない。人気球団でプレッシャーがかかる阪神で監督をやるには相当の度胸がないとできない。やれるのは岡田だけなのに」など惜しむ声が聞かれたのだ。

岡田監督は昨季に18年ぶりのリーグ制覇&38年ぶりの日本一を達成し、今季は主力組の貧打に悩まされながらも得意のやりくりで2位と善戦。阪神監督の計7年間で球団歴代最多の552勝をマークしている。そんな名将だけにSNS上でも〝ロス〟の投稿は続出した。

「この年代の監督がいなくなるのは寂しいです。老将の成す作戦や戦術は見てて楽しくワクワクさせてもらいました」「岡田さんほど緻密な野球をやる人は今の阪神OBの中にはいないでしょうね」…。

4日は横浜から帰阪し、6日からはDeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージに向けての全体練習を開始する岡田監督。去就については依然としてダンマリを貫いているが、早く元の姿に戻ってもらいたいものだ。 (岩﨑正範)

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