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貴景勝が現役引退、部屋再興で〝貴イズム〟継承へ 長男にはすでに英才教育、史上初の〝親子3代〟大関の期待も

zakzak by夕刊フジ / 2024年9月21日 14時46分

昨年の初場所で3度目の優勝を果たした貴景勝(中央)。その右は有希奈夫人と長男=2023年1月22日、両国国技館(代表撮影)(夕刊フジ)

■大相撲秋場所 13日目=20日、東京・両国国技館

元大関で関脇貴景勝(28)=常盤山=の現役引退が20日、日本相撲協会から発表された。

30場所務めた大関から陥落した今場所は、10勝以上で1場所での復帰を目指したものの2日目に埼玉栄高後輩の王鵬に敗れ連敗。3日目から慢性的な首の痛みなどで休場していた。28歳1カ月の引退は大関経験者では大受の27歳1カ月に次ぐ若さとなる。

師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)は「11日目(18日)の夜に『お話ししたいことがあるので』と部屋に来た。よくやりましたよ」と明かした。理事会で年寄湊川の襲名が承認され、今後は親方として後進の指導にあたることになる。

貴景勝は元大関北天佑の次女・有希奈さんと結婚。かつての二十山部屋で生活しており、いつでも部屋を再興できる。義父は2006年に45歳で亡くなり、貴景勝はその当時10歳だった。今場所は最後の覚悟を固めていたのか「二十山」と染め抜かれた浴衣を着て場所入りしていた。

貴景勝は元横綱貴乃花に憧れて弟子入り。しかし貴乃花親方から命名され「貴」を名乗る力士はこれで、元十両で現在は幕下の貴健斗だけ。大相撲から「貴」を絶やさないためにも、「貴イズム」を継承していくことが使命となる。

また、優勝した際には長男も姿をみせたが、国技館の廊下を靴を履かず駆けずり回っていた。すると有希奈さんは「いつも裸足だからいいんです」とニッコリ。すでに英才教育をスタートさせているようで、史上初の〝親子3代〟大関の期待も膨らむところだ。 (塚沢健太郎)

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