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「自分を見失わないように」鏡優翔が〝激変〟ぶりを独白 パリ五輪後に激烈オファー 猛虎愛を告白、甲子園球場で念願の始球式も

zakzak by夕刊フジ / 2025年1月11日 13時0分

表彰式に登壇したパリ五輪レスリング女子金メダリストの藤波朱理(左)と鏡優翔=10日、東京都内(夕刊フジ)

パリ五輪レスリング女子・金メダル

昨夏のパリ五輪レスリング女子76キロ級金メダリストの鏡優翔(23)が10日、都内で行われた「テレビ朝日ビッグスポーツ賞」表彰式に出席。世界の頂点に立った後の日々の〝激変〟ぶりを夕刊フジに語った。

パリから帰国後、待っていたのは人気番組からの激烈オファーだった。「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」(日本テレビ系)の「ダーツの旅」に出演したのを皮切りに、年末には「大晦日オールスター体育祭」(TBS系)に出演。木村拓哉ら「これまで絶対に会えなかった人と数多く対面できた。夢のような日々」と振り返る。

夕刊フジに猛虎愛を告白したことを機に阪神の甲子園球場での始球式にも登板、選手たちとも交流を深めた。12月にはOBの鳥谷敬氏、森下翔太と共演し、「何とか日程調整して大阪に行けた。森下さんは同世代で試合では分からなかった愛くるしい表情も垣間見えて、やっぱり同世代なんだな」と実感をしたという。

同じパリ五輪に出場した馬術・総合馬術団体で銅メダルを獲得した〝初老ジャパン〟の最年長、大岩義明選手(48)とも交流を深めている。レスリングは己と向き合いながら相手を倒すスポーツだが「馬術は動物の心を読んで一緒に戦わないといけない。レスリングだけでは思いつかない発想を持って戦っている。食事にも行かせていただき、他愛もない話が多いけど驚いたり勉強になることが多い」とうなずく。

同じレスリングでは8人が金メダルを獲得したことで、選手によってメディアでの露出に格差が生じている。街中では顔バレする機会も多く、この日もホテル内を歩けばファンから写真撮影を求められるほど人気者になったが「自分を見失わないように気をつけている。私はアスリートですから。浮かれず品ある立ち居振る舞いをしたい」。

今年は26年秋に名古屋で開催される「第20回アジア競技大会」制覇に向けて日本選手権、世界選手権で女王の実力を見せつける。 (山戸英州)

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