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ぴいぷる 俳優・シンガーソングライター、松下洸平 大切にしてきたのは「ブレないこと」 どんな小さな役も「人生を変えるかも」と思い取り組む

zakzak by夕刊フジ / 2025年1月10日 6時30分

「ケインは家柄も良く、教養もありますが、彼なりの野心や譲れない部分を持っているので、アベルと対になるような強さをしっかりと表現していきたいです」

日頃から「闘争心がない」という彼だが、ライバルがいたことはあるのだろうか。

「誰か特定の人というよりは、20代の頃はテレビの仕事をしたくてもなかなか恵まれなかったので、テレビを見ながら、そこに映る人たちをうらやましく思うことはありました。『この人たちよりもいい俳優になるにはどうしたらいいんだろう』というのは、ずっと考えていましたね」

そのもどかしい環境から抜け出すために、心がけたことがある。

「どんな小さな役でも、『この役は自分の人生を変えるかもしれない』と思いながら取り組んできました。そういう1つ1つの小さな積み重ねが、今につながっているような気がします」

日頃から「自己と向き合うこと」を大切にしている。それは、子供の頃からだという。

「どこか俯瞰しているところがありました。子供の時から絵を描くのが好きで、没頭してしまうと、絵の全体の完成度がわからなくなってしまうので、時々離して見るんです。その癖が、今も物事を捉えるときの癖として残っています」

毎年、年が明けると、心の中で「HAPPY NEW ME!」と叫ぶという。今年も“新たに生まれ変わった松下洸平”を楽しめることだろう。

■松下洸平(まつした・こうへい) 俳優、シンガー・ソングライター。1987年3月6日生まれ、37歳。東京都出身。2008年にシンガー・ソングライターとしてデビュー。09年にミュージカル「GLORY DAYS」の出演をきっかけに、俳優として活動を開始した。18年に舞台「母と暮せば」の演技で、文化庁芸術祭演劇部門新人賞を、さらに舞台「スリル・ミー」の演技も併せて、19年に読売演劇大賞優秀男優賞と杉村春子賞を受賞した。21年8月に「つよがり」で、2度目のCDデビューを果たした。

ミュージカル「ケイン&アベル」は1月22日~2月16日に東急シアターオーブ(東京都渋谷区)で、2月23日~3月2日に新歌舞伎座(大阪市)で上演される。

(ペン・加藤弓子/カメラ・相川直輝)

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