1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

ダッグアウトの裏側 ドジャースかメッツか 早くも話題、ヤンキースファンが望む頂上決戦 大谷とジャッジ、両リーグMVP最有力候補の競演は望まない?

zakzak by夕刊フジ / 2024年10月18日 6時30分

米大リーグはリーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)の真っ最中。ア・リーグは東地区を制したヤンキースが中地区覇者のガーディアンズに連勝したこともあり、ニューヨークのメディアやファンは早くもワールドシリーズ(WS)の相手を話題にしているようだ。

対戦するのがWS制覇7度のドジャースなら、1981年以来43年ぶりの「伝統の頂上決戦」となる。まだド軍の本拠地がニューヨークのブルックリンにあった41年を皮切りに、WSでは史上最多11度も王座を争っている。

通算成績では世界一27度を誇るヤ軍が8勝3敗と圧倒。ブルックリン時代のド軍には、55年に初優勝を許すまでWSで5度も煮え湯を飲ませた。58年のロサンゼルス移転後も63年と最後に対戦した81年に敗れた一方、77、78年は2年連続で退けた。

日本の多くのファンも期待する東西の名門対決。大谷翔平(30)と、58発を放ったアーロン・ジャッジ外野手(32)という両リーグのMVP最有力候補の競演も見られる。ちなみに今季は6月にニューヨークで対戦して、ド軍が2勝1敗と勝ち越した。

ただ、ニューヨークのファンは、球場間を地下鉄で移動可能なメッツとの「地下鉄シリーズ」を望んでいる。WSでは2000年、ともに旧球場で実現。デレク・ジーター、バーニー・ウィリアムズ、ホルヘ・ポサダ、マリアノ・リベラらを擁するヤ軍が4勝1敗で3連覇を果たした。ヤ軍は松井秀喜外野手がWSのMVPを受賞した09年以来、メ軍も1986年を最後に世界一から遠ざかっている。WS2度目の地下鉄シリーズになれば、ニューヨークが野球一色に染まるだろう。

筆者も見たいのは当然、前者で挙げたWS伝統の一戦。43年ぶり12度目の再現の鍵を握るのは、大谷や山本由伸投手(26)ら選手より、デーブ・ロバーツ監督(52)の采配とみている。これまでも、今季も継投策が不安定。「ここで交代?」と疑問視され続けてきた。敵地でメ軍を相手に、勝負どころで「迷采配」が出ないことを願っている。 (元全米野球記者協会理事・田代学)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください