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TV視てますか? 「司会力」に「動員力」もある、今年も楽しみオードリー若林 昨年は初めてのM―1決勝審査員の大役を堂々と果たす

zakzak by夕刊フジ / 2025年1月8日 6時30分

昨年は始球式も行った(夕刊フジ)

朝ドラ「おむすび」で新納慎也ふんする神戸の市役所職員の名前は「若林」。そうか、若林か…。2024年、とりわけ12月、テレビのお笑い世界の一等賞芸人はオードリーの若林正恭だったと思う。

一昨年に続いて昨年も大みそか深夜に年またぎでテレビ東京は「あちこちオードリー新春スペシャル」を放送(ゲストは伊集院光)。新年は2年続けて若林と伊集院の声とともに、というわけだ。

若林は昨年12月22日、テレビ朝日の漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2024」でアンタッチャブル柴田英嗣、かまいたち山内健司とともに初めて決勝の審査員を務めた。テレ東はそれと相前後する形で「あちこちオードリー」の「新春スペシャル」に向けた「予習復習スペシャル」を12月に編成。18日深夜にサンドウィッチマン編(昨年5月8日放送)、24日深夜には元日の伊集院編を再放送した。

まずはその伊集院とのトークから。若林は「(M―1の審査員を)依頼されたらどうする?」と聞かれ、「僕はできないかもしんないすよね。きたこともないですけど、オファーが。まだネタやりたいんで。審査員やってても許されるネタのタイプの人と、許されないタイプのネタってあると思う。オードリーは許されないタイプのネタだと僕は思ってて」と、かなり距離があった。

5月のサンド編でも、昨年の審査員を務めた富澤たけしに「審査員(のオファー)きたらやる?」と向けられ、「いやぁ、オレ、だから、そこは、できないかもなって思ってますねぇ」。伊達みきおからは「でも若手はたぶん若林くんに面白いと思われたい人多いと思うよ」と言われ、「いやぁ、そうですかね。いまはもうないと思いますけどね~」と応えていたが、7カ月後、初審査員の大役を堂々と果たした。

さらに12月17日のNHK「本日の司会は オードリー若林!」という番組で〝とりまとめ力〟を大いに発揮したかと思えば、23日の同「100カメ オードリー東京ドームライブ」ではギネス級の〝動員力〟を見せつけた。今年も前進あるのみだ。 (新橋のネクタイ巻き)

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