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岡田監督、甲子園から逆転Vへ狼煙 阪神vs巨人、雨天中止も 残り24試合中15試合が本拠地「絶対にプラスになるよ」

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月31日 12時27分

報道陣に囲まれる岡田監督。逆転連覇へ策はあり=30日、甲子園球場(夕刊フジ)

自力2位消滅中の崖っぷち阪神は台風接近の影響で30日の巨人戦(甲子園)も中止。9勝13敗1分けの誤算に泣いた長期遠征を終え、岡田彰布監督(66)は1日以来の甲子園で〝再出発〟を図りたかったが、過去最強クラスの悪天候にあきらめるしかなかった。

しかし、首位巨人と今季最大タイの5ゲーム差と球団初の連覇取りが難しくなる中、指揮官は〝地の利〟で逆転Vをもくろんでいる。シーズンは残り24試合だが、何より11個の貯金を稼いでいる甲子園では残り15試合と多いのが強みだ。

当初から「長期ロードから甲子園に戻ってからが本当の勝負」と力説してきたが、この日も「甲子園に帰ったら、そら変わるやろ。ここからまた仕切り直してということ。そういうことは(選手の)皆が分かってたことやからな」とキッパリ。さらに「甲子園での試合が多いのは絶対にプラスになるよ」と周囲の不安をよそに堂々言い放ったのだ。

31日の巨人戦(甲子園)も台風の影響で危ぶまれており、今後は試合中止による先発ローテーションの変更を余儀なくされる。この日の中止を受けて2、3戦には今季10勝のエース才木、西勇の〝安心コンビ〟で組んだものの「また明日アカンかったら、またちょっとな」(岡田監督)と悩ましい限りだが、ボヤいてばかりもいられない。

岩﨑、ゲラ、桐敷、石井ら自慢の強力救援陣にはこれまで「3連投はさせたくない」と制限を設けてきたが、ついにその〝解除〟も明言した。リーグ最多56試合登板の桐敷や41試合登板の石井について「そんな無理しても…と思って3連投させなかったけど、全然そら大丈夫よ。(むしろ登板間隔を)空けたらアカン」と変われば変わるものだ。一次政権時代の2007年には藤川球児の怒涛の10連投も断行したが、場合によっては…。

今季は甲子園開場100周年の記念イヤー。最後の最後でその「恩恵」に預かれるか。 (岩﨑正範)

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