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今日から始める10万円株 テレビ討論会はハリス氏勝利、動き出した環境関連銘柄 「エヌ・ピー・シー」「エイチワン」「日本板硝子」

zakzak by夕刊フジ / 2024年9月19日 15時30分

日本時間11日に行われた米国大統領選挙のテレビ討論会では、民主党候補のハリス副大統領「勝利」との見方が広がった。米CNNテレビが発表した世論調査によると、ハリス氏勝利と答えた人が63%に達し、トランプ氏の37%を大きく上回った。ちなみに前回のバイデン大統領とトランプ氏の対決では、トランプ氏勝利が67%だった。

両者の政策で大きく異なるのは環境問題だ。トランプ氏がパリ協定からの離脱を掲げている一方で、ハリス氏は再生可能エネルギーの推進など、基本的にはバイデン政権の政策を継承する。

大統領選挙は11月5日だが、しばらくは次の大統領をめぐって、株式市場で銘柄探しが行われるはずだ。今週の10万円株は、一歩リードしているハリス氏関連の銘柄を紹介する。

テレビ討論会でのハリス氏有利を受けて動意づいたのは、グロース市場の「エヌ・ピー・シー」(6255)。同社は、太陽電池製造装置を手がけるメーカーで、米国のファーストソーラー社を得意先としている。ファーストソーラーは米国のナスダック市場に上場しており、先のテレビ討論会を受けて株価が急上昇した。

エヌ・ピー・シーの2024年8月期は、経常利益で前年比123・8%を計画しており、業績面でも安心感がある。株価(13日)は1031円と、若干10万円を上回るが、目が離せない銘柄だ。

プライム市場の「エイチワン」(5989)は、自動車のフレームを手がける会社。主要顧客はホンダだが、米国のゼネラル・モーターズやテスラなどに向けて、新規案件の獲得を進めていくという。環境に優しいEV(電気自動車)関連として注目したい。24年3月期は、黒字転換に加えて、増配も予定している。株価(13日)は917円と、9万円台で投資可能だ。

プライム市場の「日本板硝子」(5202)は、米国のオハイオ州で太陽電池パネル用ガラス工場を稼働している。8月に発表した第1四半期決算では業績の下方修正を発表し、株価は下値模索が続いているが、そろそろ押し目買いのタイミングか。

株価(13日)は342円と、3万円台で投資可能。PBR(株価純資産倍率)は、0・21倍と割安度が際立っている。 (三枝裕介)

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