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ソロデビュー40年 荻野目洋子の輝く理由 虫好きの自然児だった荻野目洋子の少女時代 愛好家ぶりが知られた「みんなのうた」虫への愛を原動力に冠番組がスタート

zakzak by夕刊フジ / 2024年7月31日 11時0分

1968年、千葉県柏市に生まれた荻野目洋子は4人きょうだいの末っ子。4歳のとき、自然豊かな埼玉県嵐山町に引っ越したこともあり、幼い頃から野山を駆け回っていた。

「住んでいた一軒家の前が公園で、当時は裏山もあったので、いつも外で木登りとかをして遊ぶ自然児でした(笑)。庭では犬や猫も飼っていて、動物と同じ目線で育ったような環境でしたが、物心ついた頃から虫も大好き。家の周辺で見かける虫の名前を図鑑で調べたり、生態を観察したりしていました。虫の世界の厳しさや長い年月をかけて進化してきたロマンを子供ながらに感じていたんでしょうね」

小学5年以降、千葉県佐倉市で暮らすことになる荻野目は15歳のときアイドルとして歌手デビュー。華やかな世界で活躍を続けてきただけに〝自然児〟や〝虫好き〟というワードは少々意外な気もするが、虫への興味はずっと持ち続けていたようだ。その愛好家ぶりが広く知られるようになったのは2020年。NHK「みんなのうた」からのオファーで自ら作詞作曲をした新曲「虫のつぶやき」をリリースしたことがきっかけだった。

「『みんなのうた』とは1988年に小室哲哉さんが作曲を手がけた『ジャングル・ダンス』という曲を歌っていたご縁がありました。お話をいただいたとき、母親の目線で虫の世界を歌いたいというプレゼンをしたら採用されたんです」

作詞はシングルA面も手がけるなど経験を積んでいたが、作曲は93年発売の企画アルバムの収録曲以来、作品として世に出たのは27年ぶり。ウクレレの演奏も担当した荻野目の優しい歌声と、軽快な音色に乗せたキュートでユーモラスな世界観が評判を呼んだ。

虫への愛を原動力に新曲を創作した彼女のフィールドはさらに拡大。2022年には冠番組「荻野目洋子の虫はともだち」(J:COMテレビ)が始まり、第2シーズンまで放送される人気番組になっている。

「まさか虫の番組を持てるようになるとは思ってもいませんでしたけど、昆虫写真家の森上信夫さんとともにさまざまな虫の観察を通して生命の尊さをお伝えしています。現在はお休み中ですが、第3シリーズ以降も続けていけたらうれしいですね」

(濱口英樹

■荻野目洋子(おぎのめ・ようこ) 1968年12月10日生まれ。84年「未来航海」でデビュー。85年「ダンシング・ヒーロー」でブレークし「六本木純情派」などのヒットを連発。2001年に結婚、3児の母となる。4月3日に40周年記念曲「Let’S Shake」を配信リリース。現在全国ツアー中で8月31日は長野市芸術館メインホールで開催する。

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