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ぴいぷる 女優・釈由美子 デビュー25年、座右の銘は「お仕事も子育ても〝余裕しゃくしゃく〟」コンプレックスの塊だったグラビア時代

zakzak by夕刊フジ / 2024年6月14日 11時0分

釈由美子=7日午後、東京都渋谷区(三尾郁恵撮影)(夕刊フジ)

映像では鋭い視線を見せるが、笑顔を見ていると癒やしのオーラは今も変わらない。それが〝釈ちゃん〟なのだ。今年、女優デビューから25年を迎えた。

「デビューしたときは女優になりたいなんて思っていなかったんです。最初はグラビアアイドルとかバラエティータレントだったんですけど、グラビアがすごく好きで。気持ちや感情を込めて撮影するグラビアはセリフのないお芝居だなと思い、一つ一つのカットに対してシチュエーションを考えていたので、お芝居もすんなり入っていけたんですよね」

グラビアにかける思いはどこから生まれたのだろう。意外な答えが返ってきた。

「私、コンプレックスの塊なんですよ。別にすごいナイスバディーでもないし、タレントとしてのアピールポイントもなくて、自分の〝売り〟を考えたとき、ギャップが作れたら面白いなと思ったんですよね。素なのか、天然なのか、みんなが思う〝釈ちゃん〟から、パチンとスイッチ入るとアンニュイな表情を見せている。そんな振り幅の大きさを戦略的にやっていたのが、演技の基礎になったのかなと思います」

シリアス役は「憑依」

それにしてもコンプレックスの塊だったとは。

「そりゃそうですよ。タレントデビューは『ワンダフル』という深夜のバラエティー番組でしたが、私はもう本当にズブのど素人で、周りはモデルさんとかレースクイーンのきれいな方ばかりで。なんで、私がここにいるんだろうとずっと思っていたんですから」

だからこそ、シリアスな役を演じるときの憑依ぶりは目を見張るものがある。スイッチが入りまくりなのだ。

「『修羅雪姫』とか『ゴジラ』とか『スカイハイ』とか、シリアスなものをやるようになってから変わりましたね。ニュートラルな状態で撮影現場に行って、そこで監督の指示とか相手の役者さんとの化学反応にまかせて、勝手に合わせていくんです。なんか憑依させるというか、自分の中の感情を無にした状態で勝手に演じているっていう感じですかね」

監督が直々に出演オファー 14日公開の米映画「Iké Boys イケボーイズ」

14日公開の米映画「Iké Boys イケボーイズ」(エリック・マキーバー監督)でも、そんな憑依っぷりを見せている。

日本の特撮やアニメが大好きなオクラホマの高校生ショーンら3人は、ひょんなことから身につけたスーパーパワーで、世界の存亡をかけて戦うという物語。「日本の特撮を見て育った」というマキーバー監督の〝オタク気質〟が全開だ。

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