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中国・蘇州で邦人母子ら切り付けられる 案内係を務めていた中国人女性も被害 近年、外国人襲われる事件が頻発

zakzak by夕刊フジ / 2024年6月25日 14時49分

ショッキングな事件が中国で起きた。中国東部の江蘇省蘇州で24日、スクールバスを停留所で待っていた日本人の母子が、男に刃物で切り付けられてけがをした。母子は30代女性と未就学の男児で、いずれも命に別条はない。男は中国人とみられ、当局が現場で取り押さえた。日本政府関係者が明らかにした。

中国では近年、外国人が襲われる事件が起きている。海外メディアの報道によると、中国東北部の吉林省吉林で6月、米国の大学講師が刃物で刺されて負傷する事件が発生。昨年10月には、北京の路上で、イスラエル大使館の職員が襲われ、けがをする事件が起きた。いずれの事件でも容疑者が逮捕されている。

今回、日本人母子が被害に遭った蘇州は、江蘇省の南東に位置する人口約1295万人の都市。古くは絹織物で栄え、現在は各国から製造業などの企業が進出している。日系企業で構成する「蘇州日商俱楽部」には約600法人が加盟し、市内には昨年10月時点で約5300人の邦人が居住している。

在上海日本総領事館によると、日本人を標的にしたと公表できる明確な情報はないという。同館は現地当局に情報共有と再発防止を求めた。母子は、日本人学校から下校する別の子が乗ったバスを待っていた。事件では、バスの案内係を務めていた中国人女性も刺された。

在中国日本大使館は、各地の公園や学校など人の集まる場所で最近、刺傷事件が起きているとして、「外出の際は周囲の状況にくれぐれも留意」するよう、邦人に呼びかけている。

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