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まだまだ辞められない阪神・岡田監督、コーチ陣を槍玉に「いつも言ってるやろ…出し惜しみはあかんて」逆転負けにご立腹

zakzak by夕刊フジ / 2024年7月1日 13時20分

【プロ野球ヤクルト対阪神】試合終了で引き揚げる阪神・岡田彰布監督=神宮球場(撮影・安部光翁)(夕刊フジ)

阪神は6月30日のヤクルト戦(神宮)で、4点リードの8回に一挙5点を奪われ逆転負け。貯金を吐き出し4位に転落した。岡田彰布監督(66)は「今日の負けはメチャクチャ大きいよ、はっきり言って。そんなお前、ひとつの負けで済まんよ。これ、ほんまに。大変な負けやで、こんなん」とまくし立て、コーチ陣を槍玉に挙げた。

8回に3番手の桐敷が1点を失い、なおも2死一、二塁のピンチ。岡田監督はゲラに交代しようとしたが、ブルペンで準備していたのは漆原と前日2イニングを投げた島本だけだった。やむなく漆原を投入も同点とされ、さらに緊急登板の岩崎が代打の山田に決勝打を浴びた。

指揮官は「教育やな、しかし。そこまで(自分が指示を)全部やらな、あかんねんな。(継投が)うまいこといかん場合もある。それが準備やんか。信じれんわ」と、想定が甘かった安藤、久保田両投手コーチにあきれ顔。「一番悔い残るやろ、出し惜しみして負けるのが。いつも言ってるやろ。出し惜しみはあかんて」と声を荒げた。

それでも打線が粘り、9回2死一塁から佐藤輝の左越え二塁打で、一走の植田が一気に同点のホームを狙うも憤死で試合終了。今度は本塁に突入させた藤本三塁コーチに矛先が向き、「1点負けてんねんやで。信じられんわ、おまえ。なんでも行けじゃないやろ、状況判断やんか。当たり前やろ、こんな狭い球場で。ビックリしたわ」と指揮官の怒りは収まらなかった。

15年ぶりの再登板に際して次代の監督やコーチ陣の育成も託された岡田監督だが、〝教育〟2年目も学習効果には不満だらけ。まだまだ安心して勇退できそうにない。 (塚沢健太郎)

ヤクルト―阪神11回戦(阪神6勝5敗、13時30分、神宮、2万9460人)

阪 神000201110-5ヤクルト00010005×-6

(勝) 木沢29試合3勝1敗2S

(S) 田口15試合1勝1敗7S

〔敗〕 漆原25試合3敗

(本) 大山5号①(サイスニード)、オスナ10号①(西勇)

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