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YFM 夕刊フジmusic 山本恭司、進化の夏 ハードロックバンド・VOW WOW復活、川崎クラブチッタでライブ開催 スウェーデンのメタル祭にも出演

zakzak by夕刊フジ / 2024年6月14日 15時30分

Self Covers Vol.1(夕刊フジ)

ハードロックギタリスト、山本恭司の夏は刺激的だ。6月はVOW WOWの劇的復活、ニューソロアルバムのリリース。7月は、まるで予想していなかったBOWWOW G2で臨むスウェーデンのロックフェスティバルが待ち受けている。アグレッシブに、ときにはエモーショナルに、マエストロは進化し続ける。

今月29、30日に川崎クラブチッタで行われるVOW WOW(〝V〟)の『Beat of Metal Motion 発売40周年記念公演 ~新美俊宏 一周忌追悼~』ライブは、発表されるやすぐにソールドアウトとなった。

VOW WOWはBOWWOW(〝B〟)解散後の1984年に結成され、90年解散。一時的な再結成はあったものの、以降の活動も視野に入れながらの集結は奇跡ともいえる。山本と人見元基(Vo)、厚見玲衣(Key)のオリジナルメンバー3人がそろい(サポートDs岡本郭男、B永井敏己)、80年代後半に世界のハード&メタル界を震撼させたサウンドを再現する。

「元基は長らく第一線から退いていましたが、戻ってきてくれて音を出してみたら、『やはりこの3人(山本、人見、厚見)がそろうと違う。すごいパワーを感じる』と言ってくれた。3人いればとてつもないマジックが生まれる。僕自身、ワクワクしっぱなしなんです」と山本。

サブタイトルにある新美俊宏さんは〝B〟〝V〟を通して、山本と互いに支え合った盟友。昨年5月27日にがんのため亡くなり1年が経つ。

「新美にも見てもらいたかった。〝V〟が復活したことを喜んでくれていると思います」

その〝V〟の楽曲を山本がセルフカバーしたインストゥルメンタルアルバム『Self Covers Vol.1』がライブ直前の27日にリリースされる。

「ボーカルがないインスト。その分も、これまでで一番といえるほどギターに歌わせました。僕はいつも新譜の発売は大安の日と決めているんですが、6月の大安はここと選んだのが27日。でも実際は間違えて5月のカレンダーを見ていて、6月27日は大安じゃなく友引(笑)。どうしようかと思っていたら偶然にも新美の誕生日。友に引き寄せられました(笑)」

7月のスウェーデンのメタル祭『TIME TO ROCK FESTIVAL』(5~8日、出演は7日、紫は6日出演)にはオリジナル〝B〟のギタリスト斉藤光浩と、サポートBの松本慎二、Dsの小柳〝Cherry〟昌法と臨む。〝B〟は82年の英レディングフェスでの快演を機に欧州に乗り込み人気を集めた経緯があり、久しぶりの渡欧に気持ちが入る。

「今でも僕らを覚えていてくれて、声をかけてくれたのはうれしい。海外の出演バンドはメタルが多いのかな。僕らはハードロック。これぞという演奏で80年代の熱気を見せつけたいですね」

かつてジャパニーズハードロックの頂きに立った〝B〟と〝V〟。この夏、山本恭司がさらに頂きを高める。

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