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青木瀬令奈、胃腸炎もなんの!〝相棒〟の誕生日祝う4位タイ発進 プロ14年目の業師、目指すは年間獲得賞金1億円

zakzak by夕刊フジ / 2024年6月21日 13時29分

青木は体調不良を感じさせないゴルフをみせた=20日、千葉・カメリアヒルズCC(夕刊フジ)

■国内女子ゴルフ「アースモンダミンカップ」第1日(20日、千葉・カメリアヒルズCC=6688ヤード、パー72)

体調は決して万全ではない。青木瀬令奈(31)である。先週の土曜日から体調を崩した。胃腸炎で食べ物を受け付けない。週明けには36・8度の発熱…。「そういえば、今朝も何も食べてないかな。ラウンド中も何も口にしなかった。たぶん暑さに負けたんでしょう」というが、きっちり結果を出した。イン10番からのスタート、12番でボギーを打ったが、13番でバウンスバック。15、16番と連続バーディーを奪うなど初日は5バーディー、1ボギーの68。首位に3打差の4アンダーで4位タイ発進した。

理由があった。「だって今日はコーチの誕生日ですから、いいラウンドを見せたかった」と笑った。この日もバッグを担いだキャディーも務める〝相棒〟大西翔太コーチの32歳のバーズデーを祝ったのである。

コーチをうならせる技も見せた。バーディーを奪った16番(パー4)、ピンまで152ヤードの2打目である。「木が邪魔でピンを直接狙えなかったので、7Iでインテンショナル(意識的)でカットさせた」。ボールは意図した通りに飛んだ。木の左サイドに打ち出し、右方向へ曲げてピンそば3・5メートルに付けた。

クラブは進化する。フェースのどこに当たっても真っすぐ行く構造になっている。「なかなか意図的に曲げにくくなったけど、フェースを閉じたり、開いたりして工夫して球筋を変えてます」。153センチと小柄ながらツアー5勝、プロ14年目の熟練の味がある。

夢がある。目指せ年間賞金獲得1億円。過去、自身最高は昨年2勝して約7950万円だった。今季は約2000万円を手にしているが、今大会の優勝賞金は5400万円と高額である。「ふふふ…。ゴルフは例年のイメージよりいい。距離も出ているしネ」。とかく若手が脚光を浴びる女子プロだが、業師・瀬令奈もお忘れなく…。 (清水満)

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