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〝元祖ハンサム〟アラン・ドロンさん死去、88歳 2月にも銃72丁所持で話題…晩年までスキャンダルに見舞われた波乱の半生

zakzak by夕刊フジ / 2024年8月19日 11時42分

映画「太陽がいっぱい」などに出演し、日本でも〝ハンサム〟の代名詞として知られた仏俳優、アラン・ドロンさんが18日、中部ドゥシーの自宅で死去した。88歳だった。仏メディアが伝えた。晩年までスキャンダルに見舞われたが、最期は親族に囲まれて旅立ったという。死因は不明だが、リンパ腫を患っていた。

出世作となったルネ・クレマン監督の「太陽がいっぱい」(1960年)では、もともと主役のリプリー役には別の俳優を推す声があったが、クレマン監督の妻の〝鶴の一声〟で大抜擢。欲望に駆られ友人を殺害する、陰りのある繊細な演技を見せ、一躍スター街道を歩むことに。

「レッド・サン」(71年)で三船敏郎と共演したことなどもあり、日本では米ハリウッドの人気者をしのぐスーパースターとなり、紳士服ブランドのCMにも出演。榊原郁恵の楽曲のタイトルにも名前が盛り込まれるなど〝ハンサム〟の代名詞となった。

それゆえ、女性関係は常に注目されたが、映画「危険なささやき」(81年)で初監督を務めた際には、来日会見でワイドショーの女性リポーターから「日本の女性に興味はありますか」と質問が飛ぶと、このリポーターに「ゲット・アウト(出ていけ)!」と突然激怒したことも。

プライベートも波乱に満ち、1968年には自身の元ボディーガードが殺害された事件で関与が疑われ、政界を巻き込むスキャンダルに発展した。

2019年に脳出血を発症後は表舞台から遠のいたが、その治療法をめぐり、子供たちと訴訟合戦となったほか、同居していた日本出身の女性をドロンさんの子供たちが提訴したことも話題となった。

今年2月には自宅で銃72丁などを無許可で所持し当局に押収されるなど話題を振りまいた。

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