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トラトラ株 日本株の急落リスクが大幅に低下 押し目を積極的に買っていこう 「フューチャーベンチャーキャピタル」「KLab」など

zakzak by夕刊フジ / 2024年6月15日 10時0分

FRB(米連邦準備制度理事会)は6月12日まで開いたFOMC(連邦公開市場委員会)で、市場の予想通り、7会合連続で政策金利を5・25―5・50%で据え置くと決めた。同時に公表した「ドットチャート」では、年内の利下げ回数が前回(3月)予想の3回から1回に切り下がった。

これを受け、FRBが利下げ開始を慎重に判断するとの見方が強まったものの、この日のナスダック総合株価指数とS&P500種株価指数は最高値を更新した。

このように米国経済および米国株式市場が堅調なため、日本株の急落リスクが大幅に低下している。よって、日本株の押し目を積極的に買っていくことが、極めて妥当な投資戦略と考える。

まず、フューチャーベンチャーキャピタル(8462)は、世界初の歯の再生治療薬を開発するトレジェムバイオファーマ株式会社への投資を実行している。これが注目ポイント。

トレジェムバイオファーマや北野病院(大阪市)などのチームは、マウスを使った実験で、歯の成長を抑えているタンパク質を突き止め、この働きを妨げる抗体医薬を作製した。そして、生まれつき永久歯が少ない「先天性無歯症」の患者の歯を生やす「歯生え薬」について、人への安全性を確かめる臨床試験(治験)を9月ごろ始める。治験は京大病院で実施。2030年の実用化を目指す。将来は虫歯などで歯を失った人にも応用したい考えだ。

次にKLab(3656)は、BLEACH製作委員会から許諾を受け、人気アニメ「BLEACH」初の全世界向けハイブリッドカジュアルゲームを開発中である点が注目ポイント。ハイブリッドカジュアルゲームは広告収益に加え、ゲーム内通貨の購入やサブスク、スターターパック販売などの課金マネタイズを取り入れることで、収益のアップサイドが狙えるという。

ハイブリッドカジュアルゲームの市場は、他のモバイルオンラインゲームのカテゴリーと比較しても突出して成長傾向にあり、過去5年間(19―23年)で市場規模は約4倍に成長している。

そしてリバーエレテック(6666)は6月10日、高速通信と次世代コンピューティングの進化を加速させるために不可欠な基盤製品として、KCRO―04の市場導入を発表した。これが注目ポイント。

この製品は、同社がこれまでに開発してきた革新的なKoT(コーティー)カット・OPAW(オーパウ)振動技術を応用した製品群の第3弾にあたり、5月からサンプル出荷を開始した。同日、中期経営計画「R2026」も発表した。

定量目標(27年3月期)における売上高は90・4億円、営業利益は11・7億円、営業利益率は13・0%、ROICは9・8%だ。 (株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)

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