YFM 夕刊フジmusic 「AMAMIKIYO」ベースのRosana：miho〝神〟に挑戦、魅せる等身大の姿 「LOUDNESSのように、私たちも次の世代にメタルを伝えたい」

「LOUDNESS」の（左から）山下昌良、二井原実、鈴木政行、高崎晃（夕刊フジ）

9.28（土） 『LOUDNESS　vs　全日本女子メタル』　東京　恵比寿ザ・ガーデンホール

28日（土）に恵比寿ザ・ガーデンホールで行われる『LOUDNESS　vs　全日本女子メタル』で、屈指の女性メタルバンドAMAMIKIYOがいよいよ〝神〟LOUDNESSに挑む。ベースのRosana：mihoが魅せるのは、大好きなメタルを、ベースを続けてきた等身大の姿だ。

2021年8月にLOVEBITESを脱退してから3年。Rosana：mihoは晴れやかな気持ちで〝神〟との戦いに挑む。今があるのは人との出会いがあったからこそ―。感謝の気持ちとともに立つステージだ。

「バンドを脱退後、ステージに復帰したのは翌年2月のTOKYO　ROCK　BLASTERのイベントでした。そこでセッションした紫のChrisさんに、『沖縄のセッションに出てみない？』と誘われたんです」

バンド時代、沖縄には心残りがあった。20年に7th　Heaven　KOZAでライブをする予定だったが、コロナ禍で中止になっていた。

「Chrisさんに誘われたのは暮れの7th　Heavenでのセッションでした。それならぜひと参加させていただきました。でもそのころはミュージシャンを続けるかどうか悩んでいて、沖縄を最後にやめることも考えていたんです」

後ろ向きな気持ちをとどめてくれたのはコザで共演したレジェンド。

「LOUDNESSとはLOVEBITES時代に一度共演させていただいて以来でしたが、高崎晃さんと山下昌良さんが私のことを気にかけてくださっていて、悩む私に『君ほど華のあるベーシストはほかにいないから続けたほうがいい』と声をかけてくれたんです。光栄でした」

大山まき、トキ、森はるかと沖縄発のセッションバンド・ちゅらメタルでも演奏し、流れは今、AMAMIKIYOへ。

「3年間いろいろな方とセッションして、バンドではやらなかった曲をたくさん演奏して成長できました。このメンバーとも単なるセッションから、何度も演奏を重ねるうちにいいバンド感が出てきました」

高校からベースを始めて大学でメタルを弾きまくり、卒業後に飛び込んだプロの世界。悩み抜いた時間を乗り越えて、mihoは輝きを増した。

「今後はAMAMIKIYOなどの活動も続けつつ、新しいバンドを立ち上げて、大好きなメタルを続けていきたいです。メタル人口は減っているし、楽器を抱えている高校生の姿も見なくなったような気がして、寂しさを感じています。LOUDNESSが世代の違う私たちに声をかけてくれたように、私たちも次の世代にメタルを伝えたい。そういう意味でも今回のライブは大切です。LOUDNESSに戦いを挑む私たちを観にきてください」

そこにあるのは純粋にメタルを楽しむmihoの姿。神とのバトルまであと9日だ。

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LOUDNESS　VS　全日本女子メタル　2024年9月28日（土）　恵比寿ザ・ガーデンホール　開演17：00

【出演】LOUDNESS：高崎晃（Gt）、二井原実（Vo）、山下昌良（Ba）、鈴木政行（Ds）

AMAMIKIYO：大山まき（Vo）、トキ（Gt）、Rosana：miho（Ba）、森はるか（Ds）、ゲスト・Yuki（Gt）

チケット好評発売中

【チケット料金】前売り1万1000円（税込）、当日1万2000円（税込）＝ともに全席指定、ドリンク代別途

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