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48歳サラリーマン ゴルフ再開物語 名言集その(11)パット数を減らしてスコアアップ 「スイングはそのまま、心の持ちようだけでスコアは変わる」

zakzak by夕刊フジ / 2024年10月29日 15時30分

左腰にクラブを立てかけてパットする坂本コーチ(夕刊フジ)

僕は10年ぶりにゴルフを再開したサラリーマン。坂本コーチから「スイングはそのまま、心の持ちようだけでスコアは変わる」と言われ、よくわからないけれど自信だけは湧いてきた。

実際にどうスコアを縮めるかというと、まず考えなければならないのは、パット数を減らすことだという。

「パー72なら、規定打数はショット36、パット36。ショット数はそう簡単には減らせませんから、パット数を減らすようにプレーするのがスコアアップの近道です。練習では1メートルのパットを繰り返し行い、このストローク、距離感(タッチ)をパットの基本にするのです」と坂本コーチ。パターを持ち出して、距離1メートルのパットを打ち始めた。

「タッチをつかんだら、2メートルのパットを打ってみる。ストレートのラインでなくてもボールが曲がる前にカップインさせるように打つのです。基本の1メートルの距離感を2倍にすれば2メートルになると考え、外れたとしてもオーバーする強さで打つのがポイント。最初はカップ奥の縁に当てて入れるイメージを持ってください」

その通りに打ってみたものの、ミスパットを繰り返した。入れたい気持ちが強すぎるのか、結果を早く見たいのか。ストロークが安定せず、芯でボールを捉えきれない。

「下半身が動き過ぎて左にスエーしていますよ。左脚の横にクラブを立てかけ、倒れないようにパットしてみてください」

パットも下半身がグラついてはいけないのだ。 (つづく)

レッスン担当プロ=坂本博之 1970年東京都出身。二輪国際A級プロレーサーとして活躍後、ゴルフに転向して2017年にPGAティーチングプロA級取得。独自器具での練習方法で、第12回PGAティーチングアワード最優秀賞。レーサー経験を生かしたユニークなレッスンが注目を集めている。スウィングデザイン#19所属

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