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100周年の甲子園〝申し子〟巨人・桑田2軍監督が語る 清原氏長男が「プロ野球にチャレンジなら…」KKの夢はまだ続く

zakzak by夕刊フジ / 2024年6月22日 10時0分

甲子園100周年について語る巨人・桑田真澄2軍監督=川崎市のジャイアンツ球場(撮影・片岡将)(夕刊フジ)

巨人・桑田真澄2軍監督(56)が今年で100周年を迎える甲子園球場に関してこのほど取材に応じた。PL学園高(大阪)で1983―85年の間に出場可能な全ての大会で聖地の土を踏み、4度の決勝進出、優勝2回を飾った甲子園の申し子が清原和博氏(56)との「KKコンビ」や、これからの高校野球の在り方についても大いに語った。

2部制歓迎

「初めて甲子園に出たのが15歳のときだから、もう41年前か。恐ろしいですよね」と時の流れに苦笑いの桑田監督。今年から選手権大会は酷暑の時間帯を避ける目的で午前と午後の2部制での開催となる。

「すごくいいと思いますよ。やはり大人の都合で選手たちの健康を悪くするっていうのは良くない。でもまだ半歩前進くらい。いろんな方法があるはず。午前中は高校野球をやって夜はナイターでプロ野球やるっていうのも可能」と大胆な提言。

「となれば日程を長くする必要もある。そうするとやっぱり資金繰りが大事になる。じゃあその資金はどうやって工面するか。プロ野球が協力してもいいし、商業主義廃止ということで高校野球はやってますけど、時代に即した考えっていうのも大事。簡単なことで言えば入場料を上げるとか、放映権料を取るとか色んな試みはできる」と熱弁を続けた。

甲子園を席巻したKKコンビの相棒、清原氏についても言及。「(甲子園通算最多の)13本もホームラン打ってくれてるわけですからね。彼がいなかったら僕の(甲子園通算)20勝もなかったでしょう」と断言する。清原氏の長男、正吾は一時は野球から離れながら慶大で競技復帰しレギュラーの座をつかみ取った。

「いや、うれしいですよね。何度か彼にも会ったことがあるんですけど、いろんなことにチャレンジしてもらいたい。野球はそれだけ魅力あるスポーツだと思うんです。ただ、野球は難しい。その難しいスポーツにチャレンジしている彼の姿を見るのが、非常にうれしく思います。プロ野球にっていう話も記事で見ますけど、もしそうなったら非常にうれしいですよね」と期待を寄せる。甲子園から始まったKKの夢はまだ続いている。

(片岡将)

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