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中国人向けビザ緩和、SNS大論争 日本は〝医療ツアー〟で食い物に…小林鷹之氏に「他人事?」、世良公則「西側首脳はどう見る」

zakzak by夕刊フジ / 2024年12月27日 11時52分

小林鷹之前経済安保相(夕刊フジ)

10年間何度も利用できる「数次査証(ビザ)」を新設するなど、石破茂政権が中国人向けのビザ発給要件を緩和する方針を示したことについて、X(旧ツイッター)などSNSで大論争が巻き起こった。日本が中国にすり寄る姿勢を批判する声のほか、日本の社会や医療への影響の有無について、各界の著名人や識者から疑問の声が挙がった。

ビザ緩和の報道を受けて、与党内からも疑問が出た。真っ先に反応したのは、9月の総裁選に出馬した自民党の小林鷹之元経済安保相だった。Xで《ここまでビザを緩和する?》と投稿した。

小林氏の投稿に対し、俳優のつるの剛士は《他人事?》と指摘した。与党の政治家として実際に行動してほしいとの思いを込めたものとみられる。

保守的な言論でも知られる歌手の世良公則は、外交面への懸念を示した。Xで《米国が警戒し距離をおく中国に対し 日本は訪中し積極的に関係性を深め 中国人向けビザの発給要件緩和を表明 これを西側首脳はどう見る》と指摘した。

65歳以上の高齢者単独の個人観光用ビザについては、これまで提出を求めていた在職証明書を不要とする方針だ。

これについて、ジャーナリストでキヤノングローバル戦略研究所主任研究員の峯村健司氏は、Xで《中国のSNSでは高齢者が日本の安くて安全な医療を受けやすくなると喜ぶ書き込みを散見します。この政権は国内じゃ飽き足らず中国でもシルバー優遇なんですね》と投稿した。

作家でジャーナリストの門田隆将氏はXで《〝医療ツアー〟で食い物にされる日本人はそれでも怒らない》と語った。

Xでは《国保で高額医療を利用》《国保に加入されたら医療崩壊ですよ》などの投稿も相次いだ。これに対し、長期間有効の観光ビザも、1回当たりの滞在日数は最大90日で、健康保険にも加入できない。《勘違いしている》との反論もあった。

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