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肉道場入門! 冷凍庫に欠かせない「角煮家 こじま」の「角煮まん」 赤身肉はやわらかく、脂身はとろり…史上最高に手軽で本格的な朝食

zakzak by夕刊フジ / 2025年1月21日 6時30分

アツアツの角煮まんがうまい(夕刊フジ)

絶品必食編

わが家の冷凍庫はいつだってパンパンだ。3台あるのに。試食用のサンプルあれこれのほか、取り寄せた牛肉や餃子、ソーセージがひしめきあっている。

最近そこに欠かせないアイテムが加わった。「角煮まん」だ。以前に精肉を紹介した湘南みやじ豚と長崎の「角煮家 こじま」のコラボアイテムだが、もう手放せなくなりつつある。

何より味がいい。しっとりもっちりしたまんじゅうの皮はほのかに甘く、口のなかで弾むような食感が心地いい。

その皮にはさまれた角煮はやわらかく、しかし肉の繊維を噛み切る楽しさも残した、絶妙の煮込み加減。肉の味もしっかり、遺されていながら味染みもばっちり。肉の色が醤油色なので塩辛いのかと思ったら、思いのほか甘くもくどくもなく、すばらしくいいチューニングをされていた。

使われているのはもちろん湘南みやじ豚のバラ肉だが、ほどよく煮込まれた赤身肉と脂身のバランスが実にいい。赤身肉はやわらかく、脂身はとろり。その間の筋膜もねっちりとしたゼラチン質になるまで煮込まれたものを、さらにひと晩寝かせて肉の味を完成させる。

素材や調味料も大切にしていて、まんじゅうの生地は北海道と九州の小麦という国内産小麦(内麦)のブレンド粉。肉を煮込むたれは創業以来継ぎ足してきた、国産丸大豆醤油と日本酒、みりん、砂糖に生姜の風味もいい。

そして実はこの角煮まん、包材が抜群にいい。

本来の温め方は、個包装のパッケージには切り目を入れて、電子レンジにかける。

だが、僕は切り目を入れず電子レンジで1分加熱する。すると袋がパンパンに膨らみ内部が蒸気で満たされる(500Wの場合)。もちろん自己責任。

サクッと食べたい朝はそのまま食べられるし、熱々のフルコンディションで食べたいときはそのまま数十秒放置して袋がしぼみかけたらもう15秒温めると、蒸し上げたような仕上がりに。

冷凍庫から出した袋をそのまま温めれば、時間のない朝、史上最高に手軽で本格的な朝食となる。お求めは湘南みやじ豚の通販サイト(https://www.miyajibuta.net/SHOP/)にて。けさも食べてしまった…。

■松浦達也(まつうら・たつや) 編集者/ライター。レシピから外食まで肉事情に詳しい。新著「教養としての『焼肉』大全」(扶桑社刊)発売中。「東京最高のレストラン」(ぴあ刊)審査員。

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