1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

辛さはタバスコの200倍超、激辛チップスで高校生14人搬送 バラエティー番組に暗い影 子供がまねして…テレビのコンプラ厳しく

zakzak by夕刊フジ / 2024年7月19日 6時30分

激辛も規制がかかってしまうのか(写真はコラージュです)(夕刊フジ)

東京都内の都立高校で、激辛ポテトチップスを食べた高校1年の男女14人が体調不良を訴えて、病院に救急搬送された問題は、コンプライアンスが厳しくなっているバラエティー番組にさらに暗い影を落としそうだ。

今回、生徒たちが食べたのは、18歳未満は食べないように注意事項が書かれた「18禁カレーチップス」だったとみられる。体調不良は、唐辛子の辛味成分「カプサイシン」の過剰摂取が原因とみられる。

世界一辛いとギネス認定された唐辛子「ブット・ジョロキア」を使い、その辛さはタバスコの200倍超という。

「ブット・ジョロキアは、バラエティー番組の激辛企画においては欠かすことのできないスパイスです。ブット・ジョロキアやキャロライナ・リーパーといった唐辛子が入っていないと、まずもって激辛料理と認められない状況になっていますね」と制作会社関係者。

しかしこうも話す。

「まずバラエティー番組が激辛企画をやり、次はユーチューバーがそれを取り入れる。テレビ局は安全性を確保したうえでやっていますが、ユーチューバーがそこまで考えているかは疑わしい。そして、それを見ている子供たちにとっては、さらに非常にお手軽なものに見えてしまう。面白くみえ、興味も湧くでしょうし、罰ゲーム的にまねしたくなるのも分かります。しかし、米国では激辛チップスに挑戦した14歳の少年が心臓に異常が起きて死亡するという事案が起きているほどです。それによってテレビ側のコンプライアンスがさらに厳しくなっていくことになります」

放送局関係者もある懸念を示す。

「タレントが体を張った企画などは〝特殊な訓練を受けています〟といった注意書きを添えることも増えています。激辛も大食いも人気コンテンツですが、こうした事案が起きると、扱いが難しくなりそうです。かつて〝フードファイト〟と呼ばれた大食い番組も子供たちがまねしたことで事故が起き、自粛につながったことでありました。激辛も規制がかかる可能性はありますね」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください