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兵庫・斎藤知事が一転して涙の異様さ、エゴと計算か 辞職否定も「自分自身に対して悔しい」 パワハラ・おねだり体質疑惑

zakzak by夕刊フジ / 2024年9月12日 15時11分

会見で涙ぐむ斎藤知事=11日、兵庫県庁(夕刊フジ)

兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ・おねだり体質疑惑の告発文書問題で、県議会最大会派の自民党、公明党、ひょうご県民連合、共産党の4会派は12日、無所属議員4人と共同で斎藤氏に辞職を申し入れる。斎藤氏は11日に開いた定例会見で辞職については否定しつつ、涙ぐむ場面もあった。

4会派の代表者らは12日午前、県庁で服部洋平副知事に申し入れ書を提出する。9日に先行した維新の会を含む全県議が辞職を迫る事態となる。斎藤氏が拒否すれば不信任決議案が提出される見通しで、可決された場合、10日以内に議会を解散しなければ失職する。

斎藤氏は会見で「こういう状況になったことは申し訳ないなという思い。自分自身に対して悔しい」と涙ぐんで述べた。前回の知事選で「重い決断の中で(自民の一部県議が)私に出馬要請をしていただいた」とし、自民県議らに「今も感謝はしてます」などと述懐した。

告発文書を3月に配布した県西播磨県民局長に対し、県は公益通報の調査結果を待たず5月に男性を懲戒処分とし、男性は7月に死亡した。

荻原博子氏「エゴと計算から出た涙」とみられる

経済ジャーナリストの荻原博子氏は「告発され、職員が亡くなった時点で深々と頭を下げて反省するのが普通だ。突っ張り続けたあげく、四面楚歌(そか)になって『自らのポジションと沽券(こけん)を失いたくない』という涙と思われてもおかしくない。誰かを思ってではなく、エゴと計算から出た涙だとみられかねない」と述べた。

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