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SPORTS BAR 古江彩佳、来年はさらなる上〝昇〟宣言 飛躍のポイントは「ドライバーの飛距離アップ」24年、最も充実した女子ゴルファー

zakzak by夕刊フジ / 2024年12月25日 6時30分

古江はエビアン選手権優勝の副賞、世界にひとつだけのロレックスを腕にJLPGA表彰式に出席=17日、東京・千代田区のパレスホテル(夕刊フジ)

2024年、最も充実した日本の女子ゴルファーは誰か?! 古江彩佳(24)であろう。最高峰の米ツアーで7月「エビアン選手権」でメジャー初優勝、加えて年間を通して最少平均ストロークを69・99で終え、ベアトロフィー賞を手にした。日本人初の快挙である。先日、JLPGAの表彰式に出席したご本人に聞いてみた。

「平均ストローク60台で上がれた。日本人初っていうのがすごくうれしくて。いい年だなって思います」。今季24試合に出場し、メジャー優勝をはじめ12回のトップ10入り。年間を通して安定感があった。

年間ポイントランキングでは日本人最上位の6位。年間獲得賞金額は281万1824ドル(約4億4740万円)の6位で、4位の笹生優花(23)より約870万円少ないが、古江は日本ツアーにも7試合出場し約2730万円を獲得。日米合算額は約4億6600万円也。日本の女王・竹田麗央(21)が約2億6570万円。2億円の差をつけた。

米ツアー3年目、年々進化する。今季の飛躍のポイントは? 「ドライバーの飛距離アップですね」と。開幕から導入した『ブリヂストンB3MAX(9・5度)』。昨季の245・44ヤード(全体142位)から250・41ヤード(同134位)と〝約5ヤード成長〟だが、スピン量を2800から2100回転に減らしたことで転がりが増し、距離を稼げるようになった。

「コースによっては前の年に比べ10ヤード以上伸びて、持つクラブも1番手いや2番手下がるかも」と飛びを実感。フェアウエーキープ率82・83%の正確性、73・97%の高いパーオン率でグリーンに運ぶ。「飛ぶと楽ですよね」と笑った。

そんな古江の今年の漢字は「昇」。その心は? 「ものすごく最高な年で『幸せ』とか書きたいって思ったんですが、これがMAXで終わりたくなかった。まだまだ階段を〝上る途中〟って意味で『昇』にしました」。向上心旺盛である。

そういえば表彰式では左腕に付けた腕時計が光っていた。今年のメジャー優勝副賞の世界にひとつしかないロレックス。裏蓋には『Amundi evian WINNER 2024』が刻印。「なかなか持てる時計ではない。自分で勝ち取って、もらえてうれしい」と笑顔。声の先には〝来年はもっと〟って声が聞こえた気がした。 (産経新聞特別記者・清水満)

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