なにがあってもゴキゲンちゃん 動物に会えるカフェ 今回初めて「ハリネズミカフェ」に行ってみました

（夕刊フジ）

猫カフェ、梟カフェ、ブタカフェ、豆柴カフェ、最近はサモエドカフェまでありますが、動物を触るのが苦手なのに会いたい私は、動物に会えるカフェをちょこちょこ検索しています。

１人で生活していると気が滅入る時もありまして、生き物に定期的に触れると心穏やかになれることが最近わかり、趣味に「動物に会えるカフェ巡り」を追加しました。基本ポピュラーな猫カフェが行きやすく、ポイントカードなんか作っちゃったりしてますが、今回初めて「ハリネズミカフェ」に行ってみました。

入店するや否や、元気なおねぇさんが迎えてくれます。「いらっしゃいませ、ご予約のお名前宜しいでしょうか？」。もうこの時点で「来てよかった～！」です。厚手の手袋を渡されて、触り方のコツや気を付ける点を教えてくれます。ちなみにドリンクは飲み放題。嬉しいポイントです。

いざ！鎌倉！！いざ、ハリネズミ！！です。

一匹一匹のお部屋が富士山の絵がある大衆浴場をイメージしていたり、アメリカン調だったり、インスタ映えを考えられたかわいいお部屋。厚手の手袋をしているのだから絶対に痛くないのですが、丸まってジッとしているハリネズミをすくって抱っこするのはちょっとビビります。

ハリネズミをすくおうとするとビクビク！ビクビク！と容赦なくハリをおっ立ててきます！こちらがビビっているのが伝わるらしくあちらも警戒心マックスです。ビビること１８分。その間、１０匹くらいいるハリネズミちゃんと一匹一匹ごあいさつして手のひらに乗せやすそうな子、ゆったりした性格の子を探します。

２番目に出会った子はカラカラと丸い走るヤツで永遠に走っている子でして、私が行ったところで見向きもせず前を真っ直ぐに見て走り続けてました。途中、餌をあげてみましたが、「ダイエット中なんだからやめてよね！」と言わんばかりの無視でした。やはりあきらめて次の子へ。

次は「餌をあげてニコニコ作戦！」ということで、すごく小さい芋虫をあげてみることにしました。しかし、芋虫をピンセットでつかもうとしたら、まさかやまさか…。波乱？の展開は次週、お届けします。

■川村エミコ（かわむら・えみこ）　１９７９年生まれ。神奈川県出身。東京経済大学卒業。２００３年からピン芸人として活動し、０８年１０月に白鳥久美子とお笑いコンビの「たんぽぽ」を結成。１０年にフジテレビ系「めちゃ×２イケてるッ！」の新レギュラーに。現在は日本テレビ系「世界の果てまでイッテＱ！」などで活躍するほか、自身のＹｏｕＴｕｂｅ『おかっぱちゃんねる』も話題。「こけし」集めの趣味や、温泉ソムリエアンバサダー、夜景鑑賞士の資格も持つ。２３年から三浦市の〝みうら観光大使〟に就任。初の書き下ろし楽曲「優しさモンスター」配信中。